少子化問題解消!! & ジャパン・アズ・ナンバーワン、アゲイン~国が学費を全額負担して無料化へ
日本の構造的な問題の中で、一番の課題は少子化対策、景気対策(とにかく国の借金と無駄使いの削減)、雇用対策、教育を加速しないといけない。
海外に目を向けるばかりでなく、やはり日本を盛り上げて行くことが一番力入れるべきことだ。
逆転の発想から問題の中でも何を捨てて、どにれ集中するか言うと、少子化対策が最も長期的に見て日本に与える影響力が非常に大きい。
だから、この少子化対策を一点集中全面突破にしないといけない。人口が回復すれば税金や年金などの問題も解決に向かう。人口減少に伴う派生属性的な問題だからだ。それに、1つに焦点をあてて取り組むことが大切で、色々なことに手を出しても出来っこない。これまでのように全て中途半端な対策になる。
人口減少の主な理由は、日本人の不安を突き詰めていくと子供の養育費が高く、その中でも「教育費の負担」と思う。この不安が無くならないと人口は増えない。
収入1000万円以上ある(いわゆる比較的裕福な)家庭でもあったとしても、子供が多くなれば、教育費は頭が痛い問題だからだ。
何人子供が出来ても学費がタダというのは大きい。皆安心して家庭を持ち、子供を持てる。
だから、国が義務教育(とことんやるならドイツのように大学まで)まで無料にするというのはどうか。
一見、無謀のようだが、ドイツに出来て日本に出来ない訳がない。なんだかんだ言ってもまだ日本は経済大国の1つだ。
それに、消費税15%と言うならこのくらい実現してもいいのではないか?
それなら国民も納得だ。(ちなみにドイツは消費税19%だが、経済は日本が上だからやれる)
ドイツの場合、留学生に対しても「学費がただ」 ということだ。
おぉ~素晴らしい!実はここが非常に重要点と思う。
ドイツは「すべての国民に平等に学ぶ機会をあたえよう!」という理念のもと、貧富の差が学歴に影響を与えないように税金で大学が運営されている。
日本もドイツのようにすれば、
世界中から(お金はないけどやる気のある)優秀な学生が日本に来る
=>
日本の企業に優秀な外国人が就職する
=>
日本は知的産業で世界をリードする
=>
益々優秀な外国人が日本に住みつく
=>
優秀な外国人が日本で家庭を持つ
=>
学校も生徒不足が解消され、人口も増加する
=>
内需が拡大する
=>
国は増税しなくても十分な税金が入る
といろいろいいこと尽くめだ。
大学生が入学と同時に勉強しなくなるという日本のこれまでの習慣も変わる。
実際にドイツに留学する人は少なくない。世界中からやる気の高い人が来る。移民を受け入れるより、リスクも断然少なく現実的。
私より年上でドイツ語の通訳をしている知り合いの日本の方が、高校卒業と同時に親の反対を押切、ドイツに留学した(タダだから)。
生活費は週末にフランクフルトに出て、学校が月曜には寮に帰る生活を多くのドイツの学生は皆していたという。フランクフルトは時給が高いそうだ。
日本がドイツを参考にする場合は、大学の先生は英語で授業を出来る人を増やす必要があるが、取り組む価値はあると思う。
=HSCI Takanari Hashimoto(URL:http://hsc-i.com/)=
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント