オブジェクト指向設計と数学的構造の話
オブジェクト指向の設計は数学的な土台の上に工学的な規則が成立するものだけど、その数学的な土台を完全無視してクラス図や状態図を作成しているケースが多い。書籍でも完全に無視しているケースが多いから大変だ。
クラス間の関係は、写像(述語)、準同型写像などを意識してモデリングすることが大切。
代数的構造の性質を利用するとモデルもエレガントになり、正しいモデリングを支援する。
状態図も行列の性質を使って記述し、検証することができる。
数学的な土台を完全無視してクラス図や状態図はレビューやテストで非常に苦労することになる。
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