IoT&M2M時代のSysMLによる『ハザード分析』&『安全性解析』 のモデリングの重要性
今日は鉄道の制御のIEEE1474国際標準と CBTC(Communications-Based Train Control)について調査し,SysMLによる『ハザード分析』&『安全性解析』のモデリングの予備調査を行いました。
今日の焦点は『コントロール・ストラクチャ』と『コントロール・アクション』のモデリングです。
世界の事例の資料を参照し,ミッションクリティカルなシステムの『ハザード分析』&『安全性解析』 のモデリングのノウハウを参考にしました。
IoT&M2M時代は,『ハザード分析』&『安全性解析』 のモデリングの重要性は増しています。
従来であればミミションクリティカルな分野でしか見かけない『ハザード分析』&『安全性解析』 のモデリングの話題でしたが,エンタープライズ系にも適用の傾向が表れ始めています。
日本ではモデルベースの開発やアーキテクチャ分析・設計に議論が多くなりがちが,ISO,IEEE,IECなどの国際規約をまず満たす事を保証しないと話になりません(満たさないと門前払いのケースが多くなってきいています)。
そのため、制御系の『モデル駆動開発』では,要件定義,安全性解析,アーキテクチャ設計,検証など作業についてモデルの成果物を作成を開発当初から意識して行っていきます。
『ハザード分析』『安全性解析』のモデリングや作業は,かなり大変ですが,さらに最近は『アシュアランスケース』についても要求が厳しくなってきていますが,このモデリング作業も大変な作業です。
『ハザード分析』 &『安全性解析』 のモデリングかなり専門的な作業かつドメインの経験・知識が求められる上に,作業にかなり時間がかかります。
FTA,FMEA,HAZOP,STAMP/STPAなどなどは独自のノーテーションを定義していますが,SysMLでもある程度代用することが可能です。
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