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2016年6月 1日 (水)

並列処理のモジュール技法とコンポーネント化および再利用のツールによる自動化

ここしばらく並列処理のアプリケーションモジュール技法とコンポーネント化および再利用を開発ツールで自動化するために検討をおこなってきた(大体目途が付く)
 
リアルタイム&組込みシステムでは、オブジェクト指向技法とパフォーマンスの点で対極にあるが避けては通れない
 
特に、信頼性とリアルタイム性が重要な要件(リアルタイム&組込みシステムではこれらは非機能要件では無い)なので
・例外と割り込みハンドラー
・RTOSを使うことを前提としてハードタイマー、ソフトタイマー
・ISRからの呼び出しのメカニズム
・各種I/Oからのイベントに対応するために処理分割とコンポ―ネントへの割り付けおよび優先度付与
・リアルタイムスケジューリング
・コンポーネント間の同期と通信
・オブジェクト指向としてのどのタイプの並列モデルのモデルを採用するか

以上は再利用があるリアルタイム・組込み・コンポーネントには特に重要な課題であり、再利用性のめにモデリング&設計で科学的に対応する必要がある
 
リアルタイム&組込みシステムに付いて回る
・優先度逆転
・デッドロック(シングル・インスタンス・デッドロック/マルチ・インスタン・スデッドロック)
を確実に避けることが重要で,RTOSの回避アルゴリズムは使わないようにしたい

並列処理と優先度逆転とデッドロックと言うとCSPを想起するが、CSPだけでも現場で実務を行う上で色々な利用上の制約がある

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