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2015年8月

2015年8月31日 (月)

並列性と状態図とオブジェクトとコンポーネントの再利用2

こちらのアプローチも魅力だが、優先度と作業時間の関係から後回しになっているので急ぎたい。  

Hal1

Hal2

 
Hal3

並列性と状態図とリアルタイム性の設計アプローチとしては独自性が高い   形式性的な整理がされているが難易度は高い。

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オブジェクト指向、クラス指向でなくタイプ指向(型)でいきましょう

詳細設計や実装では、集合やクラスよりもタイプ(型)を意識することが極めて重要です。
 
これは強い型づけを持つ言語で無くても同じ。
 
「sub-typing」関係では,「『期待の集合』に関して代替性があるの関係」と捉えるが、これには『期待の集合』に対して予め明確な型を定義いないといけない。
 
型にはプロパティとして、属性、操作、不変条件、事前・事後条件、状態図とその不変条件があるが、「代替性があるの関係」は、部分型(sub-typing)が上位の型に対して、これらのプロパティに全てに互換性を持つち、保証しないといけない。
 
これは型理論(型推論)の世界の話題でもある。

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タイプ(型)と状態図の意味的整合性

<タイプ(型)構造の拡張:つまり型理論>に関する適合規則の全てが状態図(ステートチャート)に適用される。


 
状態図を描く場合は、状態図の意味論とタイプ(型)拡張の理論の両方に適合しないといけない。 
 
そのため、UMLではプロトコル状態図が用意されているんです。

 

多くの方が知らないのか無視しているが、状態図を書くときは状態図の意味論の規則を守って 作成しましょう。


そして、タイプ(型)との整合性も確認しましょう。
 
タイプ(型)と状態図の意味的整合性を無視して、モデルベース開発とか、品質だ、生産性だと言うのは不毛な議論です。

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2015年8月30日 (日)

クラス不変条件に関連の不変条件(制約)を自動挿入する

クラス図のセマンティクを記述することが最も大切な分析作業、設計作業、実装作業である。
 

自動化作業のために簡単なクラス図で試した。

Photo

 
クラス不変条件(class-invariant)や操作の事前/事後条件を定義していない(表明していない)クラス図は妥当性の無いクラス図であるから、インスペクション、テストが意味がなくなるし、自動コード生成も価値が無いコード生成になりかねない。

 
クラス不変条件には、そのクラスが持つ関連の不変条件も含まれる点が注意点だ。
 
そのため正確かつ明確に関連の不変条件を定義しないといけない。

特に再帰関連の不変条件は結構複雑になる。
推移閉包や反射閉包を考えることが頻繁に起きるから。

 
再帰関連の不変条件を正確に記述し、確実にクラス不変条件に挿入することは効果がある。
  

クラス不変条件をコードにキチント実装することは高品質のプログラムを作成、検証や妥当性確認の作業を確実に行う上で必修で、かつ、高生産性につながる。

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2015年8月29日 (土)

週末は定理証明とモデリング技法への応用の作業

週末だけれどあいにく雨絵模様。
 
一週間ちかく晴れは見込めない様だ。
 
時間があるのでオフィスでソフトウエアの定理をモデリング技法へ活かすためのモデリング技法の資料を作成する予定。

Inmrefine_2


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ソフトウエアの定理とモデルベース開発のモデル

関連端の制約、多重度、限定子、実装方法の制約を全て自動で考慮するようにできた。
 
さらにソフトウエアの理論・定理に準拠した精密なモデルが自動生成できるように調整中。
 
安全かつ柔軟性があるタイプ(型)置換を判定するには、関連端やコンテナクラスの種類を厳密に「Type Conformance Rule」に従うかツールで判定する必要がある。
 
『意味論』まで設計で検討して、ツールでチェックしないと再利用を確実にすることやMDAでは最も重要な点である。

Photo


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『科学的モデリング』説明用資料の作成

今日は数学的なモデルを扱っている教科書(洋書の翻訳)の例題を参考に解説資料を作成した。
 
この教科書のモデルはユニークで数学的に定義されているが、最も肝心な条件の記述が分かり難く、図からも省略されているので、自分でその条件(制約)と解説を補いUMLでモデルを作成した。
 
資料は「開放閉鎖原則」と「タイプ置換原理」の説明には、関連・再帰関連の制約や型がInvariantとして重要という解説を盛り込み資料を作成した。

Bon


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2015年8月 4日 (火)

国際標準規格『ISO/IEC/IEEE-42010』

IoT時代になり完全に国際標準規格を遵守する時代が訪れた。
 
日本人は国際標準規格を軽視しがちだけど、非常に需要で企業戦略を左右します。

Ieee42010


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