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2015年5月

2015年5月26日 (火)

『UMLによるやさしい科学的モデリング』の話し~モデルの自動妥当性チェック&シミュレーション&自動コード生成のデモ

6月からは「UMLによる科学的モデリング」の入門的な説明を行う予定。
詳細が決まり次第順次アナウンスします。
 
また、依頼があればなるべく色々な機会で話をする予定です。
 
『やさしい科学的モデリング』では、いままで感覚的に描いていたモデルから、モデリングの公式や定理を理解して描けるようになります。
 
 -科学的モデリングは何か?
 -何が嬉しいのか? 
 
からの説明です。
 
UMLのモデルからのコード生成も単なるコード生成ではなく、ソフトウエア開発の品質や信頼性および再利用で大切になるコードも生成します。
 -不変条件
 -事前条件
 -事後条件
 -例外処理
 -タイプ置換原理チェック
 -タイプ継承と振る舞いサブタイプ
 
これらのコード生成はテストが終了するれば無効にできる機能もあるので、コードサイズやパフォーマンスは影響をあたえません。
 
CかC++でコード生成のデモも予定しています。
初歩からの説明です。UMLの簡単なモデルで原理・原則を知ってもらいます。
不変条件、事前条件、事後条件、例外処理、タイプ置換原理、タイプ継承と振る舞いサブタイプって何?という人が対象です。
 
モデルの妥当性をツールで判定するデモをします。

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2015年5月22日 (金)

ソフトウエア開発の変化と進化~新しい時代の分析・設計手法&開発・検証環境は非常に科学的

新しい時代の分析・設計手法とその開発・検証環境が確実に進化し、EUとUSAを中心に確実に広まっていると痛感する。


 
従来のモデリングツールや開発・検証環境にこだわっていると、エンジニアは自ら首を絞めかねないから要注意である。


 
■Run-Time Architecture
①Strong Partitioning
• Timing Protection
• OS Call Restrictions
• Memory Protection

②Interoperability/Portability
• Tailored Runtime Executive
• Standard RTOS API
• Application Components

■Refinement Substitution Rules
①Classifier_Match
1. Goto type
2. Select an implementation

②Type_Extension
1. Goto type
2. Select an extension
3. Select an implementation (optional)

③Signature_Match
1. Goto type
2. Select a type with a superset of

■Safety-Criticality(Consistency checking of safety-criticality levels)
①Fault management
• Architecture patterns in AADL
• Fault tolerant configurations & modes
②Dependability
• Error Model Annex to AADL
• Specification of fault occurrence and fault propagation information
• Use for hazard and fault effect modeling
• Reliability & fault tree analysis
③Behavior validation
• Behavior Annex to AADL
• Model checking
• Source code validation

■Architecture Execution Semantics Defined –Components to SoS
・Nominal & recovery
・Fault handling
・Resource locking
・Mode switching
・Initialization
・Finalization

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抽象コンポーネントと実装コンポ―ネント

------A conceptual architecture
abstract car
end car;

 
abstract implementation car.generic
subcomponents
  power_train: abstract PowerTrain;
  exhaust_sys: abstract ExhaustSys;
end car.generic;

 
abstract PowerTrain
end PowerTrain;

system carRT extends car
end car;

system implementation carRT.impl extends car.generic
subcomponents
 power_train: refined to process PowerTrain;
 exhaust_sys: refined to process ExhaustSys;
 ・・・・

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2015年5月21日 (木)

モデリングセミナー『データ正規形のパラドクス ~現場で使えるモデル・テクニック~』

2015年6月12日に『データ正規形のパラドクス ~現場で使えるモデル・テクニック~』が開催されます。

私も少し話をします。

------->8---------->8------->8---------->8------->8---------->8

Tm

「データモデルが正しいのか評価できない」 
「業務を理解しないと正しいモデルは作れないといわれた」 

今も現場では、従前から囁かれる言葉がデジャブのように繰り返されます。 
従来のモデリングの問題点とは何か? なぜ非効率なのでしょうか。 
本セミナーでは、誰でも正確なモデルを作成できるモデリング技法について、TMの提唱者でる佐藤正美氏に登壇いただき、モデリングの核心部分の概要を解説していただきます。 

これからモデル理論を勉強しようとする方、すでにモデリングの経験があり、ステップアップ を図りたいと考えている方、事業分析・業務改善に取り組み中ながら課題や問題点が曖昧にしか浮かび上がない状況を打開したい方。是非ご来場いただき、これから進むべき道を決めるためのヒントをお持ち帰りください。 

【セミナー内容】 
 1.データ正規形の寄与とその後の課題 
  モデル理論の視点からコッド氏が提唱した正規形が果たした役割と積み残した課題について議論します。 
 2.『集める・関係・モデル』モデリングの本筋 
  科学的アプローチ(形式主義)によるモデリングの進め方について、TMをベースに解説を行います。 
 3.質疑・応答 

 講師:佐藤正美 株式会社SDI代表取締役 

 4.特別企画 モデル論座談会 
  パネラー:橋本隆成さん 堀内一さん 佐藤正美さん 
  パネル・ディスカッションの後、参加者の皆様とフリーディスカッションを実施予定 

  ※セミナー後、懇親会を予定しています。パネラーの先生方と語らう機会ですので、 
   お時間のゆする方はご参加ください。 


【日時・会場】 
 日時:平成27年6月12日 15:30-17:00(受付開始15:00) 
 会場:東京都港区赤坂2-5-6 山王健保会館 
 交通:地下鉄銀座線・南北線「溜池山王駅」下車10番出口より徒歩3分 
    地下鉄千代田線「赤坂駅」下車2番出口より徒歩5分 
    地下鉄銀座線・丸ノ内線「赤坂見附駅」下車10番出口より徒歩7分 

【応募方法】 
 参加費:無料(事前申し込み制) 
 定員:30名 
 チケット:https://sdcj-cojp.sslwww.jp/cgi-bin/sfdcCRM/index.php 


 ※講演後、懇親会を予定しています。 
 懇親会に参加を希望される方は、受付時にお申し付けください。 
 (予算4,000円程度) 

【講師紹介】 
 佐藤正美 株式会社SDI代表取締役 

 情報システムコンサルタント 
 早稲田大学商学部卒業。同大学大学院博士前期課程修了(経営学専攻) 
 アーサー・アンダーセン、トーマツトウシュロス・コンサルティング 
 (現、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社)、アシストを経て、現職。 
 リレーショナルデータベースの設計理論から出発し、 
 科学的アプローチによるモデルテクニック『TM』を提唱。 
 データベース設計のみならず、組織の事業を支えるビジネス・システムの構築に多数関与。 

【お問合せ】 
 システムズ・デザイン株式会社 
 TEL:03-5300-7801 (コンサルティング課) 
 MAIL:seminar@sdcj.co.jp 

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