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2014年5月

2014年5月21日 (水)

「ETロボコン2014~モデリング スペシャル セミナー」の案内

先日お知らせした「ETロボコン2014~モデリング スペシャル セミナー」の具体的なプログラムが公開されたので掲載する。

Et

セミナーのテーマは「自動プログラミング時代のモデル品質 ~進化するモデリング技術~」

となっており、ETロボコンでは設計コンテストが実施されるために、モデリングについての技術講演とパネルディスカッションで構成される。

この講演は事前に申し込みが必要であるが、誰でも参加できる。

私は基調講演およびパネルディスカッションに参加をさせて頂くのであるが、日本ではあまり書籍やセミナーで紹介されない科学的なモデリング技法を解説する予定である。

ソフトウエアには重要な理論や定理があり、少し学習すればだれでも理解・活用できる。

日本の現在のソフトウエア開発では残念ながら,これら重要な理論や定理がほとんど知られていない状態であり不十分な設計,モデル開発やプログラミングが行われており、テスト中心の開発となってしまっている。

重要な理論や定理を採用し、効果的に活用することで品質や生産性や再利用が大きく向上するのであるが、まずはモデリングのおける重要な理論や定理を知ってもらうためにやさしく解説していきたい。

具体的な説明についてはセミナーでのお楽しみとさせて頂きたい。

実行委員会からのアナウンス情報を下記に掲載するのでご興味のある方は,参加されると良いと思う。

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モデル教育の一環として、南関東地区大会の独自イベント、
「ETロボコン2014 南関東地区大会 モデリングスペシャルセミナー」を開催します。
モデルの必要性、ソフトウェア開発者がなぜモデルにこだわるのか、
最先端の技術動向を踏まえ、今後のソフトウェア開発の姿を議論します。
年に一度のスペシャルイベントですので、奮ってご参加ください。
     === 記 ===
日時: 2014年6月21日(土) 12:45受付開始 13:00開演

場所: 横浜・関内 関東学院大学関内メディアセンター M803教室
http://univ.kanto-gakuin.ac.jp/basic/about/outline/campus/facilities.html?tab=07

内容:
テーマ: 自動プログラミング時代のモデル品質~進化するモデリング技術

13:00~ ごあいさつ と背景・経緯(実行委員長:杉浦英樹)
「コンピュータによる自動プログラミング拡大の懸念と、モデリング技術の変化予測」

13:45~ 基調講演: 「ソフトウェア正当性とモデリングの科学」

      HASHIMOTO SOFTWARE CONSULTING INTERNATIONAL Inc.
            代表 橋本 隆成 氏
15:00~ 休憩

15:15~ パネルディスカッション:「自動プログラミングと今後のソフトウェア開発」          

パネラー: HASHIMOTO SOFTWARE CONSULTING INTERNATIONAL Inc.
            代表 橋本 隆成 氏
       ETロボコン本部技術顧問/ 株式会社 東陽テクニカ
                二上 貴夫 氏
       ETロボコン南関東大会技術委員長/ 東京都市大学
                小倉 信彦 氏
       ETロボコン南関東大会運営委員長/ 関東学院大学
                元木  誠 氏
       コーディネータ: ETロボコン南関東大会実行委員長/ 
       富士ゼロックスアドバンストテクノロジー株式会社
                杉浦 英樹
 参加費無料。

 どなたでも参加できます。以下より事前登録をお願いします。

 詳細は添付リーフレットをご覧ください。
 http://minamikanto.etrobo.jp/xoops/modules/eguide/event.php?eid=30

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2014年5月19日 (月)

ETロボコン2014の講演の案内

ETロボコン2014の南関東大会スペシャルセミナーで講演を行うことになった。

日時:6月21日の午後からである。

場所:関東学院大学 関内メディアセンター@横浜館内

実行委員会からの正式なアナウンスは数日後なので、その時に詳細な内容を公開したい。

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2014年5月 2日 (金)

ソフトウエア開発の温故知新~ソフトウエアの正当性の理論や型推論

GW中であるがカレンダーでは平日なため、仕事もしている人は多いと思う。

それでもGWの谷間なので、繁華街もどこか大らかな雰囲気が漂っている。

GWが開けると結構慌ただしくなるが、GW出れば普段なかなか時間が無くて読めなかった昔の技術書やホワイトペーパーを見る時間が取れている。

ある有名な外国の数学者がソフトウエア開発分野は、30年前と今とでは技術者のレベルが向上していないと述べているが、おそらくこれは事実と思う。

表面的には新しい開発ツールや言語などが登場し、一見大きく技術的な進歩をしているように見えるが、視点を変えるとガラリと変わる。

それは、最も基本となるソフトウエア開発に欠かせない数学や論理学はほとんど知らずに作業しているエンジニアが多いとおもうからだ。

現在のソフトウエア開発のトレンドは「ビルド&スクラッチ」的である。

まぁ、今風に言えばイテレーティブなプロセスで、テストファーストな開発が主流である。

ただし、ソフトウエアの正当性の理論や型推論の知識を使って、設計と実装をすることがゴッソリ抜けているので、巷でアピールするほとテスト効率や実装効率は上がっていない。

設計と実装に論理的妥当性がないからである。

論理的妥当性は数学や論理学を応用した各種ソフトウエア理論や原理を活用して行うのである。

イテレーティブなプロセスで、テストファーストな開発は否定しないが、ここに数学や論理学を用いた設計や実装を加えると良い。

数学や論理学を用いたソフトウエアの正当性の理論や型推論は、かなり昔から大学の教科書などとして出版されているから、それを手に入れて研究するとよい。

勉強しなければならないことは相当あるから、まずはどこから始めると良いかを考えることが大切だ。

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