「ETロボコン2014~モデリング スペシャル セミナー」の案内
先日お知らせした「ETロボコン2014~モデリング スペシャル セミナー」の具体的なプログラムが公開されたので掲載する。
セミナーのテーマは「自動プログラミング時代のモデル品質 ~進化するモデリング技術~」
となっており、ETロボコンでは設計コンテストが実施されるために、モデリングについての技術講演とパネルディスカッションで構成される。
この講演は事前に申し込みが必要であるが、誰でも参加できる。
私は基調講演およびパネルディスカッションに参加をさせて頂くのであるが、日本ではあまり書籍やセミナーで紹介されない科学的なモデリング技法を解説する予定である。
ソフトウエアには重要な理論や定理があり、少し学習すればだれでも理解・活用できる。
日本の現在のソフトウエア開発では残念ながら,これら重要な理論や定理がほとんど知られていない状態であり不十分な設計,モデル開発やプログラミングが行われており、テスト中心の開発となってしまっている。
重要な理論や定理を採用し、効果的に活用することで品質や生産性や再利用が大きく向上するのであるが、まずはモデリングのおける重要な理論や定理を知ってもらうためにやさしく解説していきたい。
具体的な説明についてはセミナーでのお楽しみとさせて頂きたい。
実行委員会からのアナウンス情報を下記に掲載するのでご興味のある方は,参加されると良いと思う。
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モデル教育の一環として、南関東地区大会の独自イベント、
「ETロボコン2014 南関東地区大会 モデリングスペシャルセミナー」を開催します。
モデルの必要性、ソフトウェア開発者がなぜモデルにこだわるのか、
最先端の技術動向を踏まえ、今後のソフトウェア開発の姿を議論します。
年に一度のスペシャルイベントですので、奮ってご参加ください。
=== 記 ===
日時: 2014年6月21日(土) 12:45受付開始 13:00開演
場所: 横浜・関内 関東学院大学関内メディアセンター M803教室
http://univ.kanto-gakuin.ac.jp/basic/about/outline/campus/facilities.html?tab=07
内容:
テーマ: 自動プログラミング時代のモデル品質~進化するモデリング技術
13:00~ ごあいさつ と背景・経緯(実行委員長:杉浦英樹)
「コンピュータによる自動プログラミング拡大の懸念と、モデリング技術の変化予測」
13:45~ 基調講演: 「ソフトウェア正当性とモデリングの科学」
HASHIMOTO SOFTWARE CONSULTING INTERNATIONAL Inc.
代表 橋本 隆成 氏
15:00~ 休憩
15:15~ パネルディスカッション:「自動プログラミングと今後のソフトウェア開発」
パネラー: HASHIMOTO SOFTWARE CONSULTING INTERNATIONAL Inc.
代表 橋本 隆成 氏
ETロボコン本部技術顧問/ 株式会社 東陽テクニカ
二上 貴夫 氏
ETロボコン南関東大会技術委員長/ 東京都市大学
小倉 信彦 氏
ETロボコン南関東大会運営委員長/ 関東学院大学
元木 誠 氏
コーディネータ: ETロボコン南関東大会実行委員長/
富士ゼロックスアドバンストテクノロジー株式会社
杉浦 英樹
参加費無料。
どなたでも参加できます。以下より事前登録をお願いします。
詳細は添付リーフレットをご覧ください。
http://minamikanto.etrobo.jp/xoops/modules/eguide/event.php?eid=30
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