秋のビールの定番~「秋味」がもう発売されていた
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先日Gショックを購入した。
これまでに購入したGショックを含めてこれで5個目である。
しかし、手元に存在するのは新しいGショックを含めて2つのみである。
これまで紛失が2個、寿命になったのが1個である。
Gショックは強固に作られている印象が強いので、使い方もラフになり、その結果紛失につながるようなので、注意しないといけない。
今回入手したGショックは極めてシンプルなGショックであるが、すべて黒いところが気にっている。
Gショックの個性であり、味でもあるパネル周りのゴチャゴチャした文字がない。
パネルの色も黒いし「G-SHOCK」「PROTECTION」という文字もまったく目立たない。
実際に腕にはめてみるとGショックとわからないくらい(良い意味で)地味である。
本当に真っ黒なGショックであり、あたかもコムデギャルソン御用達のGショックなのかと思えるくらい黒ずくめのGショックである。
文字は言わゆる「反転液晶」であるが、文字認識はかなり良い。
文字は金色に見える。
実は一番最初に購入したショックも「反転液晶」であったが、そのときは文字の認識が良くなかった。
最近のGショックの「反転液晶」の文字認識が、かなり良いのにはびっくりだ。
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村上隆氏は現代芸術の分野で活躍しているが、その作品の魅力はなかなか理解できない。
私もよくわからない。
現代芸術自体がどのように理解すべきかがわからないことも多い。
村上氏は、ルイビトンとコラボしたり、ルーブル美術館など有名な美術館で大きな個展を開いているから、単に一部の熱狂的なファインがいるというレベルの芸術家ではない。
最近は、会田誠氏のように社会問題にまでなっている作品を制作する芸術家もいるが、現代芸術をどのように理解し、活躍している人と、そうでない人の違いはなんなのだろう?
このような疑問に回答する本が、村上隆氏の書籍「芸術闘争論」である。
この書籍の内容は明快にして過激である。
書籍では;
「美術学校で教えている内容は間違い」
「芸術好きなものを自由に作成すればいいというのは間違い」
「日本の芸術家、専門家の多くは現代芸術をまったく理解できていない」
などにような痛烈な記述が並ぶ。
一方で、村上隆氏による現代芸術の理解の仕方を明確に書いてあることも興味深い。
多くの人が経験があるように、学校の先生や美術の本に解説を求めて;
「ピカソのどこが凄いのか?」
「キャンバスの絵の具をぶちまけた様な現代絵画がなぜ芸術なのか?」
という素朴な疑問に明確に回答してもらったことが無いと思う。
そのような疑問に書籍「芸術闘争論」が回答してくれている。
詳細は書籍に詳しく述べられてているが、下記の四つを確実に押さえることが大切なようだ。
①構図
②圧力
③コンテクスト
④個性
西洋人はこの4つを確実に抑えて芸術を見るそうで、この原則を無視して作品を作成してもまったく評価の対象にならないそうだ。
そして、芸術を仕事にすることの考えと活動について述べられている。
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世界的な建築家の安藤忠雄氏の書籍に「連戦連敗」がある。
結構有名な書籍である。
世界中の大きな建築のコンペの参加とその奮戦記といった内容である。
ただし、奮戦記と言うと心情を書き綴ったイメージがあるが、この書籍は技術的な解説で構成されている。
だから、奮戦記という表現は適切でないかもしれない。
書籍には多くのコンペの事例があげられ、安藤氏の提案や他の建築家の提案およびコンペ結果の合否も紹介されている。
これは東京大学の大学院で客員教授をしたときの、講義をベースに書籍化したものが、分野が異なる自分が読んでも面白い。
やはり、建築や工学は基礎が科学的、数学的であるからだろう。
そして、プラス芸術性が求められる。
コンペの要件を深く洞察し、からどのように建築を提案するかということが、技術的に書かれている。
世界中の一流たちと勝負し、コンペで依頼を勝ち取るのは容易ではない。
コンペは、だれでも応募できるものは少なく、中には依頼主のクライアントが、世界中の建築家から数名を指名し、その指名された建築家だけで争うものもある。
つまり、指名されなければコンペに参加できないわけだ。
常にレベルの高い問題を目標に掲げ、日々地道に深く考え、研究し、そして世界中のエリートと腕を競うというとことを続けることが、超一流とそれ以外を分ける結果に繋がる。
学生や若い建築家が良くない姿勢で建築を学び、間違った設計作業をしていることにも指摘している。
この書籍は、あくまで安藤氏の視点で書き上げられた書籍であるが、ある意味「超一流になるための仕事術」とも考えられる。
表紙。
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今日、「図解 はじめての開発のためのCMMIとプロセス改善 第2版」が日本工業新聞社から届いた。
最新版のCMMIver1.3に完全に対応した書籍となっている。
改訂であるが第1版の内容を全面的に見直し加筆修正をおこなったので、当初の予定よりもかなり時間をかけて執筆した。
CMMIの最新情報(CMMI ver1.3)に合わせて内容を修正しただけではなく、第1版では分かりずらいと思った箇所を全面的に書き直しているので改訂量が多くなってしまったが、その分読みやすさは大きくUPしたと思う。
表紙のデザインも新しくなり、タイトルも<開発のためのCMMI>を追加している。
多くの方に読んでもらえれば幸いである。
表紙。
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読書は時期を選ばないが、学生にとって夏は読書の時期でもある。
夏になると各出版社は力を入れているようである。
小説家の林真理子氏によると、純粋に本の原稿料と印税だけで食べていける小説家は、日本では50人程度であるらしい。
少ない数だ。
現在、原稿料と印税では、この50人の小説家の頂点に立つのが、村上春樹氏ということは間違いない。
一時期のブームでもなく、日本国内だけでなく世界中で読まれる人気の秘密は何だろう?
村上春樹氏自身や人気の秘密を探るために、いくつかの本を読んだことがある。
写真の「やがて悲しき外国語」は、小説でなくエッセイであるが村上春樹氏の人なりが少し垣間見えて面白い。
村上春樹氏の作品は、タイトルが少し変わっている気がするが、この本も意味深なタイトルに感じる。
本の内容は外国での生活についてのエッセイになっているが、英語や外国語についての内容が多い。
たとえば、海外の名作を翻訳していて英語も堪能であることが知られている村上春樹氏であるが、彼自身は、英語で直接小説を書くことは無理である述べている。
また、英語以外に外国語ができるが、村上春樹氏英語も含めてこれ以上流暢になることは難しいと、外国語の能力の自己評価をしている。
村上春樹氏は、外国語の習得は、一つの才能だと考えているようで、自身にはあまりこの才能がないと自己分析している。
村上春樹氏は、イギリスやアメリカに留学していることもこの本から知ることができた。
村上春樹氏の作品が、海外でも人気がある理由の秘密が、もしからしたらこの本から何か発見できるかもしれない。
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