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2013年1月29日 (火)

小説「かもめのジョナサン」とその社会的影響

DVDやブルーレイが全盛の時代にあって、ビデオテープをほとんど再生する機会がない。

もう相当前の映画「かもめのジョナサン」のVHSテープがまだ部屋にある。

DVDやブルーレイ化はされていないようだ。

この映画はベストセラー小説「かもめのジョナサン」の映画化であるが、(小説がそうだから当然だか)人間が登場せずカモメだけの映画となっている。

映像は大変美しい。

高く、早く飛ぶことに自分の存在を見いだすカモメのジョナサンは、他のカモメのような生き方を否定する。

ジョナサン=飛ぶこと自体に意味を見いだす
他のカモメ=餌を取るために飛ぶ

「自分らしさとは何か?」「常識とは何か?」「人生を何に向けて生きるのか?」

をカモメを通じて読者に問いかける小説となっている。

読む人の年齢、おかれている状況、経験によって「かもめのジョナサン」は解釈とその影響が大きく異なる。

特にアメリカはこの小説が多くの若者に影響を与えたようである。

この「かもめのジョナサン」は、カモメを通じて精神世界を映画いた小説であり、映画である。

そうかなり人生哲学的な内容である。

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この小説は実は色々な理由があり、否定的な意見もある。

一部スピリチュアル的な部分が登場し、その箇所に否定的な意見があるのだ。

それでも私が小学生低学年のことろまでは、この小説「かもめのジョナサン」は相当に巷(日本を含む全世界)に影響を与えた(小説の発表当時は私は幼稚園)。

化粧品や文具ありとあらゆるものが、この「かもめのジョナサン」の影響と思われるデザインとコンセプトで売り出されている。

ブルーを基調とした背景と、このカモメが空を飛ぶシルエットのマークに似たイラスト、それと共に「自由」とか「無限の可能性」言ったコンセプトが描かれている商品をあちこちで見かけることができた(いまもまだ見かける)。

例えば、香水の「SOLO BLU EAU DE TOILETTE」はデザインもコンセプトも似ている。

高校生のときに存在した男性用コロン「スカイトレイル」は、もう”そのまんま”と言う感じで、キャッチコピーも「大空に限りなく広がる自由への香り」だったと記憶している(どういう香りだろう?)。

でもね、このブルーを基調としたこのデザインとコンセプトは私も魅かれるものがある。

ブルーは爽やかで、大空と翼に何とも言えない自由を感じる。

人間の深層心理は「自由」と「自分らしさ」の追及にあるのかもしれない。

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