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2012年1月14日 (土)

群論の教科書~ソフトウエアエンジニアの基礎

時代の経過とともに風化する技術や理論も多いが、数学は色あせないことが多い。

これは数学の教科書にも言えることである。

以外であるが昔の教科書ほど時代を超えて役に立つ印象を受ける。

そんな典型的な書籍が、稲葉博士のこの「群論入門」である。

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年月を感じるデザイン。

この書籍は数学を専攻する人向けと言うよりは、群を理解したい理工学系の学生向けである。

 

群の性質や公理の証明よりも例や分かりやすい説明を用いて解説が進められている。

 

古い本なのでかなり専門的で読みづらい印象を与えるが内容は大変分かりやすい。

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もっとも、今の必要以上に読者に迎合した書籍に慣れている人には向かない。

群は集合や写像と共にどの分野でも必要となるから、知っていて損はない。

同型写像や射の概念は色々な分野で目にするし、応用も広い。

経済の論文を見ると、社会経済の現象を準同型写像を用いて説明した数学的モデルの確立と主張が良く見られる。

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