2012年謹賀新年と東京原風景
クリスマスと大晦日までの年末の慌ただしさも、あっという間で2012年が訪れた。
生まれ育ちが東京の私は正月やお盆に帰省する田舎がないので、
東京で正月を迎えることが昔からの習慣である。
人であふれる新宿もシャッターが下り、閑散としている。
都庁近辺の道も車が通らず静か。
刻々と変化する東京も意外と30年から40年前の風情を残している場所が多く、
改めて街並みを眺めるとタイムスリップした感覚に陥る。
以前はドラマで良く使われた新宿駅前。
案外昔と変わらない風情を残している。
昔のドラマで比べて見よう。
最初は岡崎友紀のドラマ「なんたって18歳」から。
http://www.youtube.com/watch?v=s9CiUuIaGF4
次は、桜木健一のドラマ「刑事くん」のタイトルバックで犯人を追うシーンが新宿駅前。
http://www.youtube.com/watch?v=HWcDZkuifaw
どちらも日本がとっても元気だった、街の空気と色と雑踏が伝わってくる。
幼稚園から小学生まで過ごした池袋に近い板橋大山駅は、昭和40年代の面影を今も残している。
東上線の大山駅。湾曲したホーム。
下町の繁華街でよく見かける典型的な踏切。
これも日本がとっても元気だった昭和の風景を残している。
数年前までは校庭に入る事ができたが、今は休日は門が封鎖されている母校の小学校。
門の外から見る校庭は昔とあまり変わらない。
校舎と校庭を眺めていたら、忘れていた友人や先生との記憶が蘇ってきた。
住んでいた直ぐ近くにある、1965年前後の建築のデザインで流行したコンクリートのビル。無機質でシンプルな外観は当時の先端的なデザインだったと思う。
年月が過ぎたコンクリートの地肌が昭和を強くアピールする。
こちらも住んでいた直ぐ近くにある工場。
大きく立派な工場だけと、何の工場か分からなかったが、
子供のころは剥き出しの多数のパイプと白煙(多分蒸気)が怖く感じた。
これも昭和の高度成長期の元気ある日本でよく見られた街の風景の一コマ。
人気の無い街を歩くと、新ためて街並みが見えて感慨深い。
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