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2011年12月

2011年12月20日 (火)

『メタボリズムの未来都市展』@森美術館in六本木ヒルズ

先日、仕事の帰りに六本木ヒルズ内にある森美術館で開催中の『メタボリズムの未来都市展』を見てきた。

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クリスマスシーズンなのでツリーなどの装飾がきれいである。

  

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バブルの象徴の六本木ヒルズも、昨今のデフレのせいか少し元気が無い気がする。。。

  

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入口前にあるクリスマスツリー。

  

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六本木ヒルズからの風景。

なんとなく昭和の風情が感じられる風景だ。

  

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森美術館は53Fなので高速エレベーターで53Fまで昇る。

  

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チケットを買って美術館に入るが、シティービューという展望デッキもこのチケットで入れる。

  

メタボリズムの活動は戦後復興として1950年頃から展示が紹介されていた。

  

個人的に最も興味が湧いたのは、メタボリズムの活動がコンセプチュアルレベルの頃。

展示内容は写真、実際の設計図面、模型、論文誌、書籍、ビデオなどなど多岐に渡る。

1970年代に入るとメタボリズムと他のイデオロギーが融合されて、多くの建築家の手により実際の建造物が作成されていくのだが、その頃になると少しばかり退屈な感じがしなくもない。

 

見学者は意外に多く驚いた。

 

絵画や陶磁器などでなくてメタボリズムでこんなに人が見学にくるのかとおもった。

 

六本木という土地柄外国人も多いし、近くの女学校の生徒が引率されて見学に来ており、ノート片手にかなりしっかりメモをとっていた。

 

えらいね~。高校生からこのような勉強をするのはナカナカですよ。

 

じっくり見るとかなり時間が掛かるから、展示を見に行くなら時間に余裕を見た方が良い。

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美術館と同じフロアにある「東京シティビュー」からの写真。

   

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電飾されたツリー。

 

博物館は夜は22:00まで(火曜日は17:00)だから、仕事帰りでも見られる。

 

 

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2011年12月18日 (日)

高中正義「40周年記念コンサートSupperCollection」に行ってきた@NHKホール

NHKホールで開催された高中正義の「40周年記念コンサートSupperCollection」に行ってきた。

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デジカメを忘れたので携帯のカメラで撮影したため画像が粗い。

プレミアムチケットであれば特性DVDが付いてくる。

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チケットの半券。

チョットユニークな大きさ。

 

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こちらが、その特典のDVD。

DVDの内容は今から30年以上まえの武道館ライブの際の「ブルーラグーン」の演奏と、

今年2011年の日比谷公会堂のライブのダイジェスト映像となっている。

 

私自身は2011年の日比谷公会堂のライブも聞きに行ったから、結構高中正義のコンサートは出かけている(ギターマガジン・フェスティバルにも行ったしね)。

  

さて、高中正義の「40周年記念コンサートSupperCollection」は、ファンによる曲目の投票で決められたので、いつものライブ演奏曲目とは趣を異にしていた。

  

まず、最初からスーパーライブバージョンのブルーラグーンに始まる(そんなに最初から飛ばして大大丈夫か?と驚く)。 

  

そして高中氏が「パラレルターン」をレコード同様歌い出す(会場驚くも、盛り上がる)。

手抜きなしのフルコーラスでファルセットの部分も含め熱唱。

歌い終わった後、滅多に歌わないからかなり本人照れていた。

  

コンサートでの演奏として珍しかったのは、

・スペースワゴン

・空ド白ソ

である。

 

高中氏も

「レコーディングだから演奏が成立する曲もあるし、ライブに不向きな曲もあるが、今回はファン投票で選ばれた曲だから思い切って弾いた」

と照れながら「パラレルターン」を歌った理由や、演奏曲目の選定について語っていた。

  

20年間封印してきた曲としてスペースワゴンを挙げていたが、さほどライブに不向きと思わなかった。

ただ、スペースワゴンは、曲全体の雰囲気で聞かせる曲だから、意外とギタープレイが地味で、キーボードや効果音がどちらかといえば目立つ気がするのは確かだ。

今では珍しいレイザービームの演出も昔を思い出して懐かしい。

 

 

ゲストも充実しており、コーラスに「アマゾンズ」。

懐かしいね、アマゾンズ。

大学生の時にジャングルジェーンのライブやTVで見て以来だ。

  

ゲストベースに後藤次良、村上秀一ことポンタも豪勢。

  

アンコールは、

・オーシャンブリーズのアルバムの中の「メドレー」

・黒船

黒船なんだけど、いつもの黒船の曲だけでなく、サディスティック時代のアルバムの黒船を一通り演奏してくれた。

ライブではめったに聞けない曲が聞けたうえに、アルバムと同じオリジナルな演奏だったのも個人的にはうれしかったョ。

それと、今回は高中正義が結構コンサート中にトークをしてくれたが、それも楽しめた。

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2011年12月15日 (木)

本当は今日からなんだけど、知らずに既に年賀状を投函~年賀状の受け付けが12月15日からスタート

今日から年賀状の受け付けが15日の今日から全国で一斉に始まったそうだ。

私は今日からとは知らず既に投函してしまっている。

フライングだったようだ。

てっきり、年賀状の売り出しと同時に投函もOKとおもっていた。

色々都合もあるのだろうけど、年賀状を売り出したと同時に本当は、受け付けがスタートしないといけないんじゃないのかな?

ビジネス的に。

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2011年12月12日 (月)

オフィスの無印製品~電化製品はホワイト

オフィスは常に整然としていないと作業しずらいが、色の意識も大切である。

IT機材は黒色が結構多い。

黒い電化製品やIT機材は精悍なイメージとスタイリッシュなイメージがあるが、黒いモノばかりが多くなるとオフィスのなんとなく暗くなる。

自分のオフィスはシンプルに保ちたいのと、作業場が暗くならないように無印の白い家電製品が多い。

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冷蔵庫と電子レンジ

  

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これは空気清浄機。

  

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手軽な電気ポット。

  

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エアコンは呼吸系に良くないと聞いたので、オイルヒーターをなるべく活用。

  

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意外と重宝して便利なテプラ。

 

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壁掛けタイプのCDプレイヤー。

コードがスイッチになっている。

  

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以上は全て無印製品。

白はコンクリートの打ち放しにもマッチする。

その上、オフィス全体に統一感と明るさを維持できて、清潔感も感じる所が良い。

これ以外も白の家電や機器があるがそちらはまた今度。

  

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2011年12月 9日 (金)

今年の年末のゴールデンウィーク(マンス)の状況は?

今日は来週多く詰まっている打合せの資料作成を集中して行う予定にしている。

近くのスタバで予定の確認とメールチェックをしながら街の様子を眺めている。

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甘いコーヒーのメニューもあるが過去一度もオーダーした事が無く、いつもこのパターンである。

 

さて、師走の12月も中旬に差し掛かる頃は、毎年いつも企業も個人も一番気分が高揚する時期である。

Xmasや忘年会そして冬休みから正月とイベントが多い。

特にサラリーナンなら11月の月給に始まり12月の年末ボーナス、そして12月の月給と一番収入の多い時期で、さしずめ”収入のゴールデン・ウィーク”あるいは”ゴールデン・マンス”だ。

  

ただ、今年は震災があったこともあるし、ユーロ危機、そして世界的な不況が重なっているために、人々に精神的な余裕が無いのだろう、街中に浮かれた様子が感じられない。

  

国内消費が低迷しているからこそ、個人がある程度の出費をしないとますます国内景気が冷え込むという悪循環が起るが、消費を促す起爆剤が全く見当たらないのも事実である。

  

政治家の不祥事は後をたたず、沖縄への不適発言で更迭されただの、防衛大臣の不信任案だの、さらには消費税が増税とかばかり聞かされていたら、国民の気分が落ち込むのみ無理はないか。。。

  

政治家には目先の金勘定でなく、如何に日本のこの悪循環を脱出するか?

その戦略と計画を示してほしい。

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2011年12月 8日 (木)

年末スペシャル!日本のメーカーは素晴らしいと実感させるCM集~第1段

技術立国日本の本領発揮というべき、『技術は人間の幸せのためにある』ことを実感させるCM4連発。

いずれも若干以前のCMになるが、どれも素晴らしいCM4連発を贈る。

   

最初のCMはパナソニックのCMでこの年のCM大賞を受賞した記憶がある。

最初見た時はさすがに感動したし、メーカーのあるべき姿を見た気がするCMだ。

http://www.youtube.com/watch?v=6JkAojTHUw4&feature=related

      

次のこれもパナソニックでドラマ仕立てのCM。

ストーリーも優れているが、映像美というか、一コマ一コマが素晴らしい。

女性が見て共感できるCMで、女性目線で作成されている。

http://www.youtube.com/watch?v=1yCzuu8vVUI&feature=related

   

次もこれまたパナソニックのCMで個人的に好きなCMの1つ。

家庭用ファクシミリが普及し始めたころのCMだけれど、最後に一寸した展開がある。

http://www.youtube.com/watch?v=ennjjtv6iSY

   

最後は携帯電話のCM。

短い時間でよくぞドラマティクなストーリーを制作できるなと感心するが、女性好みのCMかも知れない。

登場する俳優もドラマで活躍している俳優が登場している。

http://www.youtube.com/watch?v=QONZJRN_OiI&feature=related

日本のメーカーは素晴らしいと実感させるCMの第一段でした。

まだまだ、メーカーの感動CMは沢山あるのでそのうち紹介したい。

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2011年12月 7日 (水)

SONY-wine reminds me of a situation of Japanese domestic economy in future.

12月に入りめっきり寒くなってきた。

クリスマス商戦が11月ごろから始まっているが、不景気の為かそれとも早くからクリスマス商戦が始まり新鮮さが無くった為か国内のクリスマスの話題は盛り上がっていない。

年末と言えば大掃除があるが、いっきに掃除をすることは大変なので、少しずつ始めている。

まぁ掃除と整理の対象は本と資料が多い。

掃除&整理をしていたら、ソニー時代に所属していたカンパニー(ソニーはカンパニー制なので)の社員に配布されたワインが出てきた。

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ワイン色の箱に入れられて配布された。

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中のワインはこれ。

まぁ、値の張るワインではないだろうが、ワインを社員全員に配布するというのはソニーらしくて良い。

手に取ると、当時のことが思い出されて懐かしい。

「FY2000」と箱のシールにあるから2000年の時に配布されたことを思い出す。

バブル崩壊後10年たった頃であるが、まだまだ今に比べればに日本の景気は良かったんだなーとシミジミ感じる。

2000年頃の日本国内はバブルの不良債権処理が終われば、景気が回復するという論調が多かったが、結局景気が復調することは一度もなく現在に至っている。

残念だが、日本経済はますます駄目になっていくだろう。

大きく経済が復調する要素は何1つないということを理解し、その上で何をすべきかを検討しないといけない。

これは悲観論ではない。

根拠の無いまま日本経済の輝かしい復活を期待していても自分で首を絞めることになる。

現状認識と将来のシミュレーションを行い、現実的でしっかりとした個人個人の対策が大事である。

そして、その上で日本をどのように復活させていけばいいのかを議論することが大切だ。

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2011年12月 1日 (木)

師走と世界経済~TVや新聞から真実が見えてこない

今年も遂に師走になった。

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今年のカレンダーもついに残り一枚になった。

そして。来年のカレンダーが既にスタンバイになっている。

ここ数日は客先で終日コンサルテーションしていることが多く、しばらくこの状況が続く。

昨日、アトランタで生活し活動されている日本人の技術者と話しをする機会があった。

アメリカの経済の状況について、

「アメリカは極めて不況であり、経済浮揚の明るい材料は何一つない」

と話されていた。

同様の話は複数の知人のアメリカ人達も述べており、新聞やTVが伝えるアメリカ経済の状況よりもかなり深刻のようだ。

ギリシャの問題で揺れるEU経済の危機も全く解決の糸口が見えない。

こちらも新聞やTVではEU諸国を含めUSや日本の支援を伝え、最悪の危機を乗り越えられる風潮の記事を載せているものもあるが、全く当てにならない。

各国の協調支援の約束も市場への気休め程度のスタンドプレーに過ぎない。

どの国も”オケラ”状態であり、現実的かつ具体的な協調支援でないことは、子供でも理解できる。

一体どこの国が約束した内容を果たせる余力があるのだろうか?

こうなると各国の首脳の会談も茶番劇にしか見えない。

なるべく不安をあおらないようにする配慮もあるかもしれないが、エコノミストや経済学者の話も要注意だ。

バイアスの掛かった希望的観測を語り、EUの市場が安定に向かうだろうと根拠のない事を語る者もいるので、鵜呑みは危険である。

EU諸国の対応を見ていると「そのば凌ぎ」「対処療法」であることは明白なので、危機はむしろ増大している。

EUの劣等生諸国のイタリア、ギリシャ、スペインなどの国が抱える根本問題にメスを入れない限り、現在の対処療法が続くだろう。

どうやら各国の首脳よりヘッジファンドの人間の方が優秀のようだ。

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