『メタボリズムの未来都市展』@森美術館in六本木ヒルズ
先日、仕事の帰りに六本木ヒルズ内にある森美術館で開催中の『メタボリズムの未来都市展』を見てきた。
クリスマスシーズンなのでツリーなどの装飾がきれいである。
バブルの象徴の六本木ヒルズも、昨今のデフレのせいか少し元気が無い気がする。。。
入口前にあるクリスマスツリー。
六本木ヒルズからの風景。
なんとなく昭和の風情が感じられる風景だ。
森美術館は53Fなので高速エレベーターで53Fまで昇る。
チケットを買って美術館に入るが、シティービューという展望デッキもこのチケットで入れる。
メタボリズムの活動は戦後復興として1950年頃から展示が紹介されていた。
個人的に最も興味が湧いたのは、メタボリズムの活動がコンセプチュアルレベルの頃。
展示内容は写真、実際の設計図面、模型、論文誌、書籍、ビデオなどなど多岐に渡る。
1970年代に入るとメタボリズムと他のイデオロギーが融合されて、多くの建築家の手により実際の建造物が作成されていくのだが、その頃になると少しばかり退屈な感じがしなくもない。
見学者は意外に多く驚いた。
絵画や陶磁器などでなくてメタボリズムでこんなに人が見学にくるのかとおもった。
六本木という土地柄外国人も多いし、近くの女学校の生徒が引率されて見学に来ており、ノート片手にかなりしっかりメモをとっていた。
えらいね~。高校生からこのような勉強をするのはナカナカですよ。
じっくり見るとかなり時間が掛かるから、展示を見に行くなら時間に余裕を見た方が良い。
美術館と同じフロアにある「東京シティビュー」からの写真。
電飾されたツリー。
博物館は夜は22:00まで(火曜日は17:00)だから、仕事帰りでも見られる。
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