EAでモデリング設計とアドオンの作業を行うの巻
今日は午後以降、高度なモデリングを行うための調査とEAのアドオンを使った調査作業をしている。
クラス図からのコード生成や状態図からのコード生成など多数の機能を備えている。
実はオブジェクト指向の世界では、実のところまだまだ各技法を包括的に活用した場合の整合性の研究や効果が充分に整理・体系化されていない。
EAは豊富な機能を備えており、かつ、アドオンによる機能の追加が容易であるが、エンジニアの方がソフトウエア工学の知識を活用し、首尾一貫した整合性のあるソフトウエア開発ができていないのが現状だろう。
制御系のソフトウエアでは状態図が多用されコード生成に大きな意味を持つが、継承関係のリスコフ置換原理を理解していないエンジニアがまだまだ多いと思う。
特にC++で多重継承や深い継承ツリーを用いて設計をするときは、リスコフ置換原理は保守性を維持するためにも重要である。
リスコフ置換原理を遵守してサブクラス側で機能を追加するときに状態図の描き方と振る舞いの定義が重要となる(詳しくは別の機会にしたい)。
今回のEAを使った調査・研究には、ファウラーのアナリシスパターンの知識レベルのクラスやオデールのパワータイプのコード生成などもEAで簡単に行えるように検討している。
さらに、概念モデルで利用される多重分類や動的分類の構造を実装まで尊重してコードを作成したい場合には、どのように実装することが可能かを示す予定。
色々な実装の実現方法が考えられる。
まぁ、でも他の作業と並行して作業するから少し先になる予定である。
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