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2011年4月 2日 (土)

福島原発の今そこにある危機~最後の砦「原子炉圧力容器」が既に溶けている可能性が高い

震災から3週間が経過した。

まだまだ、震災地は混乱と不安の中にある。

震災に見舞われた方には心からお見舞い申しあげたい。

東京では計画停電にも慣れてきた感があり、震災直後からすこしづつ平静を取り戻しつつある。

TVニュースでも被災地の報道の割合が少し減ってきている。

ただし、事態は決して順調に収束に向かっている訳ではない。

福島原発であるが政府や東電が公表する原子炉の状況は、楽観的過ぎる気がする。

必要以上に国民に不安を与えない様な配慮かそれとも隠蔽体質なのか?

福島原発の今の現状は「決定的な解決策が全く無い」と言う点を再認識しなければならない。

TVで原子炉の専門家がしきりに「めったな事では破壊されない頑丈な原子炉圧力容器がある」と繰り返しているが、その原子炉圧力容器が既に溶融している可能性が高く、汚染物質が外部へと流れ出て続けている状況と判断するのが妥当だろう。

東電が記者会見で、「原子炉圧力容器が破損している可能性」と淡々に述べているが、実はこれが極めて深刻な状況であることを説明していない。

原子炉事後で比較されるのが「チェルノブイリ事故」であるが、この比較がある意味誤解を生じさせるリスクにならないだろうか。

福島原発の2号機、3号機などが再臨界に達しない保証はない。

再臨界に達すれば連続的な核反応となる可能性は低いとしても、原子炉圧力容器が溶融していれば多大な放射能汚染物が継続的に長期間漏れ出てしまう。

専門家が、再臨界に達したとしても「チェルノブイリ事故」にはならないと言い方することで、何となく国民は大惨事にならない印象を受けてしまうのではないか。

しかし、原発事故の惨事は「チェルノブイリ事故」のパターンばかりではない。

福島原発の場合、1基だけでなく複数の原子炉が制御不能状態になり、原子炉ばかりか燃料プールや排水プールまでに問題が及んでいる。

このような事故は今回の福島原発の以外、過去に事例が無い極めて異例の危機的状況だ。

今現在も福島原発で必死に対応している作業員の方には感謝したい。

一方、東電も国も、もっと危機感と正しい状況認識に立って行動すべきだ。

とにかく、作業が後手後手に回っている上に、作業員が少なすぎるために作業できることに限度があるし、過酷な労働をさせている元凶になっている。

今の10倍~20倍に作業員をしないと駄目だ。

直ぐにはそのような作業員を増員できないならば、今のうちから手を打つべきだ。

非常時の時にこそ社長が自ら先陣に立って指揮することがミッションのはずだが、入院してミッションを果たせないような人物になぜ社長職に就いているのだろう。

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