「ビジネスの打ち合わせで八王子に行く」の巻
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日本経済が元気が無いせいか昭和の時代を懐かしむ話題が多い。
そんな中、私が子供の頃ヒットした名曲「神田川」について最近色々なことを知った。
さて「神田川」の秘密(ファンの方は既に知っているかもしれない)を書く前に少し復習。
神田川はフォークグループ「かぐや姫」の歌であるが、この頃のフォークは「4畳半フォーク」などと呼ばれ、独自の世界観を歌い上げていた。
実際、「4畳半フォーク」時代の中心にあった世代はいわゆる「団塊の世代」と思う。
学生紛争、安保闘争が凄まじく、単に一過性の運動と言うレベルでは無かった。
戦後から復興し徐々に経済発展をしていた日本だけれども、まだまだ貧しい時代である。
だから「4畳半フォーク」。
さて、「神田川」の話に戻ると、神田川の歌詞の中で、
『若かったあの頃、何も怖くなかった。ただあなたの優しさが怖かった。』
と言う有名なフレーズがある。
このフレーズの前半「若かったあの頃、何も怖くなかった。」は、まぁ良い、誰でもすんなり理解できるというか共感できる。
問題は「ただあなたの優しさが怖かった。」の部分だ。
この部分は多くの方がどういう意味だろうと思ったに違いない。
私はこれまでずーっと、
「幸せだけれども、若い2人はいつまでこの幸せが続くのか、それがを考えると怖い」
なんじゃないかと勝手に解釈していた。
ところが、実際は全く異なっていた。
「神田川」の作詞は、喜田条忠氏で文化放送の放送作家だったそうだ。
学生時代の経験をベースに「神田川」の作詞をしたそうである。
当時、学生紛争のさなか若い人間の多くは「世界を変えるんだ」と強い意識を持ち、学生紛争に参加していたが、疲れてアパートに帰ると恋人が黙って夕食を作ってくれている。
ふと、教員免許でもとって静かに二人で暮らそうかなと頭をよぎることがあり、自分の信念がグラつきそうになる恋人の優しさが唯一怖かったそうだ。
これが「ただあなたの優しさが怖かった。」の意味である。
これを知って長い間の疑問が氷解したと同時に驚いたのは、この「神田川」の歌詞は女性から見た視点ではなく、男性の視点からの歌詞であることだ。
これまでこの歌詞の主人公は女性だっと思っていた。
改めて歌を聴くと、確かに歌詞の主人公が女性と断言できる部分はない。
出だしの
「あなたはもう忘れたかしら、赤い手ぬぐいマフラーにして~♪」
からしてすっかり女性が昔を回想し語りかけていると信じて疑わなかった。
しかし、喜田条忠氏のコメント通りならば、回想して語りかけているのは男性の方だ。
「ただあなたの優しさが怖かった。」と回想しているのは男性なのだから。
歌詞の中の銭湯の外で待たされていたのは男性の方だったのか!?
それでも、全体の印象や言葉から女性目線の歌詞と捉えるのが自然気がする。
おそらく、作詞した喜田条忠氏は、ストレートに男性の視線で歌詞を書くのではなく、上手く女性視線に置き換えたのではないかと思えてくる。
さて、「かぐや姫」はNHKの紅白歌合戦にこの「神田川」で選出されたが辞退している。
理由は2番の歌詞に「クレパス」という商品名がでてくるので、これをクレヨンに変更して欲しいというNHK側の意向を拒否したためである。
これもへぇーと言う感じの裏話だ。
まだ意外な事があり、人気アニメ「海のトリトン」のオープニングテーマ(後にエンディングテーマに変更)を僅かの間唄っていたことだ。
youtubeで見ることができる(http://www.youtube.com/watch?v=VCoH1UQKVgc)
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3月は年度末であるから何かと忙しい。
そこに来て国難というべき大震災の影響で色々と活動に影響が出ている。
コンサルティングでクライアント先に行くときも交通機関のチェックが欠かせない。
多くのレストランが限定メニューの状態であり、食事をするのも一苦労である。
昨日もコンサルティングでクライアントから夜オフィスへ戻ってきたら計画停電で駅周辺が真っ暗。
契約しているスポースクラブも計画停電で、昼間の極限られた時間のみの実施していて、夜は閉館状態だ。
明日はコンサルティングでクライアント先に行き、夕方には弁理士との打ち合わせがあり、さらに夜はビジネス・ミーティングが控えている。
あさっては現在行っている研究開発の打ち合わせが終日予定されているが、行きと帰りの交通機関の状況にかなり影響をされるため充分な時間が取れないこともある。
行く先々の計画停電のスケジュールと交通機関の状況をチェックは欠かせない。
どうやらこの状況は少なくとも夏までは続くらしい。
もっとも、事故を起こした福島の原発の発電所に代わる発電所が出来ない限り、継続的にこのままだろう。
最も、被災者の苦労に比べればこのくらいはどうってことない。
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今日のオフィスは2回の計画停電が実施される。
一回目は午前中に既に実施され、2回目は午後4時以降に計画されているが、実施は確実のようだ。
計画停電は4月下旬位まで実施されるとのことだから、今のうちの効果的な対応策を確立しておこう。
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エコも含めて「白金(プラチナ)カイロ」を利用することにした。
使い捨てカイロに押されて最近は「白金カイロ」を利用する人が減っているが、エコと言う点で使い捨てカイロはマイナスだ。
毎回ゴミが出来るし、酸化した廃棄物の処理の問題がある。
「白金カイロ」はエコでクリーンだ。
私も久しぶりに利用するが、素晴らしい性能だ。
温度や持続性は使い捨てカイロと比較にならない。
「白金カイロ」は日本が世界に誇る世界特許技術である。
エンジニアである私は子供のころから「白金カイロ」の特許は面白いと興味を持っていたので、再び「白金カイロ」を利用することにした。
誤解している人が少なくないが、「白金カイロ」は火を使わないと言うことである。
「白金カイロ」にベンジンを利用するので、ベンジンを燃焼して熱を得ると誤解している人がいるのである。
「白金カイロ」はベンジンの揮発した気体と白金(プラチナ)が触れると発熱するという化学的性質を利用しているので安全なカイロである。
そして、ベンジンが白金(プラチナ)の触媒採用で水と本当に僅かな炭酸ガスに分解されるためクリーンでエコである。
ここが特許技術なのだ。
一方、世界中の人が使い捨てカイロを使ったら、相当毎回ゴミが出来るし、酸化した廃棄物の処理の問題は決して少なくない。
「白金カイロ」はベンジンを使うが、実は、別にベンジンでなくとも揮発性が高い液体ならOKのようだ。
ただし、発熱効率や持続性、経済性、入手のし易さ、水と極めて僅かな炭酸ガスに分解されるという性質から考えるとベンジンがベストなのだろう。
オイルライターのオイルで利用できるが、発熱性効率が良くないようだ。
最初にプラチナの触媒反応を加速させるために電池やマッチやライターなどで軽くあぶるのだが、それがベンジンを燃焼して熱を得ると誤解している人がいるのは残念だ。
最近、類似品が出ているが日本製の「白金カイロ」に比べると作りが良くない。
やはり純日本製の「白金カイロ」の完成度は高い。
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海外の方から日本を心配して頂いていると言うメールを頂いている。
海外でも日本の災害は非常に関心があるようだ。
特に日本に知人やビジネスで取引がある方達は、心配であろう。
今回の災害で世界的に改めて議論を呼ぶことが間違いないのが「原子力発電」である。
化石化燃料のよる二酸化炭素にばかり意識が傾いていた昨今、”原子力発電はクリーンである”というイメージすら持たれていた感が否めない。
これは勘違いだ。
核燃料廃棄物の問題を考えれば、クリーンであるどころか各国とも使用済みの放射性物質を根本的な解決になっていない方法で破棄しているため対処療法的廃棄なのが現状である。
現在、核廃棄物処理技術が進んでいるが、やはり根本的な解決ではなく”力技的”な感が否めない。
火力発電などに比べると発電効率が高いように受けるが、これも複数の視点から考察しないといけない。
原子力発電は元来、スイカを包丁で真中から2つに切ったとき丸々身は食べず、包丁についたスイカの果汁を使っている程度の効率である。
それでも核分裂によるエネルギーが莫大であるために、火力発電などに比べると一見効率が良いように感じるだけである。
ウランなどの非常に非効率な使い方になっており資源の有効活用に実は程遠い。
核燃料を再生し利用する技術もあるが、こちらもさほど大きな再利用の展望は見えない気がする。
原子力発電への傾向が高っ待っていたEUの友人によれば、
「原子力発電が未来にとって正しい選択なのかを再考しなければならない」
とメールに書いてあった。
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計画停電に備えてオフィス用にインタネットで注文した非常用機器が、全て販売元からキャンセルの連絡があった。
非常用機器を災害地に優先して送るためだという。
まぁ、それなら仕方ない。
兎に角、東北地方の災害地へ物資を送ることを最優先して欲しい。
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原子力発電の事故で、計画停電が実施されることになった。
一日2回の停電に対応することを考えなければならない。
PCを常時利用しITモバイル製品を活用するためには充電対策が欠かせない。
オフィスが停電になってもPCはノートPCならある程度の時間作業継続が可能であるが、ネットワーク関連の設備となるルーター、無線LAN、プリンター、固定電話の電源確保はなかなか困難である。
また、灯りの確保も肝心である。
昼間の時間に停電が実施されるので、夜間に不足する作業を補わなければならないが、そうなると灯りの問題に直面する。
私のオフィスはオール電化まではいかないものの、ほとんどが電源による製品であるために停電に対しては脆弱な状態になっている。
IT関連以外の設備でもエアコン、照明、給湯器など基本的なインフラ設備がすべて電化製品である。
ビルのエレベーター、エントランスの自動ドアやオートロック機能は停電ではどうなるのか?
勿論停止してしまうはずだ。
今回の計画停電は長期化が予想されるので、早急に対策をこることにして多くの物を準備および発注した。
電力会社がCMで謳っている「オール電化」は、リスク分散の視点からは絶対避けるべきであり、薦められない。
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大地震が発生した時、仕事で鎌倉に出かけていた。
現在研究開発している件で、以前大学で数学の教鞭をとっていた方に説明を受けるためである。
大きく、そして長く揺れた地震であったことは理解していた。
周期が長い地震であることも揺れを感じて直ぐに分かった。
鎌倉全域が停電になりエアコンが使えないので気温が下がった上に、TVも映らなくなったので地震の影響は知ることができなかった。
事に重大性を意識したのは帰宅の途についた時である。
停電で信号機が使えず、道路が完全に渋滞していた。
鎌倉駅まで停電で全ての街の灯が消えて、正真正銘真っ暗な中を40分くらいかけて歩いた。
鎌倉駅に着くと関東全域の電車がストップしていることを知り、駅で新しい情報を待つしかない状態になり、まさにどうにもならない状に直面する。
鎌倉ということで外国人の観光の人も多く、多くの人が駅で座って情報を待つしかなかった。
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