慶大のセンター試験からの離脱は正解である
慶応大学がセンター試験の参加を取りやめることをニュースでしった。
私はこれは正解であると思う。
そもそもセンター試験にような受験システムは、発展途上国の試験システムだと思う。
先進国に追いつくために、底辺の底上げ式あるいは金太郎飴式な人材育成には役立つが、優れた才能や個性を持つ人間を活かすことは無理である。
大学の教育にも変化が求められるが、「解法パターンの暗記ゲーム」の様相を呈している大学受験からは今の日本が求めている人材は出てこない。
日本人は世界から日本のことをあまり知らないと揶揄されるが、日本史などを中学・高校で相当学んでいるのにこのようなありさまなのは、いったいどうゆうことだろう?
高校が大学受験の準備教育のような場になっているか、本当の内容よりも、「解法パターンの暗記ゲーム」の点をとる表面的なことが重視される教育が実施されているのである。
学校の教師も今の教育システムに歯がゆいのではないのだろうか?
日本は面積も小さく、資源が少ない国だから、技術やアイディアで伸びていかなければならない。
医療方法、技術が日々進歩し、つい5年前までは正解とされていたことが今日・明日からは正解とは限らないのに、「解法のパターンを暗記ゲーム」式受験ではどうしようもない。
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