« 完全無欠自己満足系フレグランス~POLOラルフローレン | トップページ | 岡本太郎美術館 »

2010年12月23日 (木)

James Odellのオブジェクト指向分析・設計の書籍

James Odellの本は比較的色々なバージョンがあるが、どれもオブジェクト指向開発のコンセプトや概念モデルおよび分析にウエイトが置かれている。

この本は少し設計の話題が盛り込まれていて他の本より異なる情報が掲載されている。

UML以前の本だが内容は全く色あせないから読んでいても面白い。そのためときどき引っ張り出して読んでいる。

Dsc07183 Dsc07184 Dsc07185_2 Dsc07186 Dsc07188_2 Dsc07189 Dsc07190

James Odellの本は数学的・論理学的だからモデルにもそれが色濃く反映されている。

これはとても重要なことだが日本ではオブジェクト指向の説明が、数学的・論理学的な視点から解説されることが極めて少ないので、何時までたっても感覚的なモデリングが横行している。

ごく基本的なことだがクラス間の関連は、両端のクラス(外延の集合)の直積(カーテシアン・プロダクト)のサブセットとうことや、関連は関数であり、多重度に0が含まれる場合は関数の定義域と値域を明確にするために、関数(述語といってもよい)の引数に関数を代入することで定義域・値域を評価することの重要性を全く理解していないエンジニアが多い気がする。

PrologやLispのプログラミンをすれば、集合・述語・関係のこのことは直ぐに理解できるが、学校ではPrologやLispは教えないようなので、目先のプログラムテクニックに終始する授業が行われているのかもしれない。

これは企業側にも問題があるだろうね、目先のプログラムテクニックを知っている人を欲しがる傾向があるからだ。

日本でOCLが広がらない理由やDOA開発で関係演算の理解が進まないのもこれに起因するのかもしれない。

|

« 完全無欠自己満足系フレグランス~POLOラルフローレン | トップページ | 岡本太郎美術館 »

「パソコン・インターネット」カテゴリの記事