海外から統合開発環境が続々日本に上陸
2010年になってから、海外から統合開発環境が続々日本に上陸している。
多くの場合最上流の作業から検証作業まで1つの開発環境で行えるというものだ。
企業が業務で使うツールとしては今後はこのような統合開発環境に大きく方向付けされていくだろう。
eclipseなどをベースに色々な機能をアドオンして統合化しているツールが多いが、オープンアーキテクチャ故に機能の充実と発展が早い。
検証環境、UMLモデリング開発環境、要件定義管理などの個々の機能毎の開発環境も残っていくだろうが、大企業はおそらく統合開発環境に大きくシフトしていくはず。
事実、かなりのスピードで採用を決定してきている。
しかし、いづれも大企業。
日本の景気後退による企業格差で、統合開発環境を購入・活用できる企業とできない企業の2極化が表面化するだろう。
一方で、従来の機能別の開発環境や検証環境などは低価格化とフリー化の波にのまれそうである。
学生や個人毎の使用ニーズは確実にあるのだが、なかなか難しいビジネスなると思う。
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