IPA情報処理推進機構の特別セミナー「リアルタイム組込みシステム高信頼設計のためのモデルベース技術の最新動向」
今日は午前中がコンサルテーションの仕事で、午後からSEC特別セミナー「リアルタイム組込みシステム高信頼設計のためのモデルベース技術の最新動向」を受講した。
ヨーロッパの組込み・リアルタイム系のモデル開発のプロファイルの「Marte」についてである。
基本的な記述の考え方は正直驚くような非常に新しいものは無いように感じた。
考え方の基本やノーテーションのアイディアは、結構以前から似たものが登場しているからである。
だたし、より精微化され、最近になって具体的なターゲット環境への動作を考慮して、実際に実例がチラホラ出てきていることだ。
今後このMarteを含むUMLによるモデリングの最大のメリットは、今までモデル・プロファイルは所詮ノーテーションの拡張に過ぎなかったものが、Martにより記述できるオープンソースの開発環境が提供されることだ。
Eclipseで動作するMDA環境が公開されることだ。
この環境ではMarte記述したモデルが実際にコードへと変換される。
これによりプロファイルで提供される各種ステレオタイプや制約を実際に、コードに変換できる本格的なモデル駆動開発に突入していくことになる。
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