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2010年2月22日 (月)

トヨタ問題の影響か?~先端開発手法コンサルテーションの問い合わせが急増1

来年度の予算決定の時期ということもあるが、先端開発手法コンサルテーションやCMMIを併用した開発コンサルテーションの問い合わせが急増している。

私の会社では海外の高度な技術を持つエンジニアや研究者と協調して先端開発手法コンサルティングやトレーニングおよびCMMIによる改善活動コンサルティングを提供している。

それをメーカーやサービスを提供する企業のエンジニアの方が知って問い合わせが多くなっている。

また、アメリカおよび国内で問題となっているトヨタ社の品質問題も影響しているのは確かだ。

これからは各メーカーとも独自の開発手法&検証手法などのよる開発や品質の向上でなく、国際標準規格に沿った開発アプローチとその「トランスペアレンシー(透明性)」が必要だ。

トヨタ自動車はこれまで素晴らしい品質の自動車を世に送り出してきた。

しかし、ビジネスがグローバル化し、ハードからソフトウエア化へと移行すると独自の品質活動のやり方では周囲が納得しない時代になっている。

ハードウエアは目に見え手に取ることが出来るので、直接計測やサンプリングが可能だ。

しかし、ソフトウエアは開発中から高品質を実現する開発手法&検証手法を採用しなければ品質は担保できない。

さらに、日本独自あるいは各企業独自の品質管理のやり方で取り組んでいても、海外からは不透明で信用を築けない。

中国の食品加工工場で衛生的な管理が充分行われており問題が無いと中国側が主張したところで、どこの国が納得するだろうか?

国際社会が納得する衛生基準や衛生的な管理体制を築いて実施しているかの透明性が非常に重要である。

JALの再建問題、九州のハウステンボスの再建もやはり、「トランスペアレンシー(透明性)」が不可欠だ。

グローバル化の時代では、国際社会が納得するアプローチをとらなければならない。

製品やサービスを海外向けに輸出している企業だけの問題ではない。

トヨタは今後、国際的な標準に沿った開発手法や開発管理プロセスを実践している企業にしか発注しなくなるだろう。

外注先が充分な品質管理体制が築けていないのに、委託するのはトヨタの責任であると国際社会で追及されるからだ。

トヨタなど自動車業界だけの話しではない!!

全ての製造業・サービス分野で、国際的な標準に沿った開発手法や開発管理プロセスを実践している企業にしか仕事が出来なくなるだろう。

大手のメーカーは、外注先の下請け企業を選別している。

これまで頑なに国際的な標準に沿った開発手法や開発管理プロセスへの取り組みをしてこなかった下請け企業は今後仕事をもらえないだろう。

だからこそ、家電メーカー、オフィス機器のメーカーが先端開発手法コンサルテーションに興味を持っているのだ。

これまでまじめに優れた開発技術や管理体制の取り組みをしてきた企業が生き残ることになる。

=HSCI Takanari Hashimoto(URL:http://hsc-i.com/)=

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