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2009年12月19日 (土)

萱野稔人氏にスピノザのレクチャーを受けてきた

萱野稔人氏がスピノザの主著「エチカ」を解説する機会があったのでレクチャを受けてきた。

スピノザは現代哲学に大きな影響を与えているが、実のところ非常に難しい内容となっている。

専門家でも正確に「エチカ」を理解できているものは少ないという。

「エチカ」は5部から構成されているが、特に重要かつ難解なのは1章と2章でここを正確に理解できないとスピノザの考えを根本的に見失うと萱野稔人氏から注意があった。

逆に1章、2章を正しく読み説けば、エテカを読み解くことができるようだ。

萱野稔人氏はパリ大学での博士論文のテーマがスピノザであり、スピノザの第一人者が論文審査に加わっていたという。

そういう意味でも日本人でスピノザを解説するうえで適任者の一人だ。

スピノザの「エチカ」を理解するうえで再重要なタームは、実体、属性、様態でこれを詳しく解説してもらった。
#一般的な存在論の実体、属性、様態とは意味・解釈が異なる

スピノザの考えは専門家による解説を受けないと独学では間違いやすいと改めて感じた。

スピノザの有名な身心並行論、自己存在化運動、内在的原因、起成原因など解釈を間違いやすいものを理解できたのは大きい。

解説で興味深かったのは、スピノザの考えを深く理解するためにデカルトの哲学やハイデガーなどの哲学との比較をしながらの解説は大変参考になった。

HSCI Takanari Hashimoto(URL:http://hsc-i.com/)=

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