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2009年5月 5日 (火)

ちょっとオカシイぞ~えせ科学と出版状況

最近の出版状況がちょっとオカシイ状態になっている。

いわゆる「スピリチュアル」的な本で溢れかえっているのだ。

道徳的や倫理的な事も書かれているようなので、このような本が絶対にいけないとは思わないが、少し異常なくらいの出版状況になっている。

厳しい社会情勢や不況で「スピリチュアル」的なことに、救いを求める人が多いのかも知れない。

もし、そしそうだとしたら、このような本をいくら読んでも求めているものは手に入ることはないだろうし、読者が悩んでいることも解決されることはない。

まぁ一時的には救われた気になるのかも知れないが、何も解決しないからまた似たような本に手を出す。

だから、次々とこのような本が売れるので、多くの似たような本が出版されるのだろう。

1つ言えるのは、この手の本を書いている執筆達は、スピリチュアルやスピリチュアル的成功哲学をビジネスにしているということだ。

幸せになるのは読者でなく、本を書いている執筆者と出版社という皮肉な結果になる。

今は「スピリチュアル」がオイシイビジネスになっている時代なのだ。

私はエンジニアだが、科学は万能とは決して思わないし宗教も否定しない。大変まじめで人格者の僧侶もいるだろう。だが、そういう人ほどいい加減なことは言わないと思う。

今の「スピリチュアル」ブームは、日本古来の禅や先祖供養などの日本人の持つ倫理や道徳の基礎となっているものとは全く異なるものである。

そして、昨今の異常なまでの「スピリチュアル」的な書物が氾濫するのは、かなり異常な状況で国益を損ねない。

各個人も自分なりの判断を持ってもの事に接しないと大変なことになる。

以前、有名な天文科学者カールゼーガン氏が、このような状況に対して警鐘をならした書籍が出版されている。

怪しい情報だけで人々に広がる様々な超自然的な話題(UFO、オカルト、古代文明、etc)がどれだけいい加減で、人々に機会損失を与え、世界を危険にさらしているかについて、圧倒的に正確な情報(データー)と科学(化学)的な解説をしている。

人類がここまで発展してきたのは、人が持つ正しい理性と過去人々の努力の結果である。そこを見失ってはいけない。

つい、「スピリチュアル」的な本を手にしてしまうという人は、読んでみることをお勧めする。

科学の書籍だけに、非常に科学的な解説と構成になっている。

また、科学もそれ自身に対して盲目的にならない客観的な姿勢になっている点が良い。

分厚い書籍なのでGWに集中して読むのがいいかもしれない。

Photo_2 Photo

=HSCI Takanari Hashimoto(URL:http://hsc-i.com/)=

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