ソフトウエアサイエンスとソフトウエア開発の実情
今日は水道橋と虎ノ門へ行って来た。いつもお世話になっている方達ちの打ち合わせである。今日は天気が良かったのでコート無しでもあたたかった。
さて、最近のソフトウエア開発分野では色々な話題があるが、実のところあまり科学的な進展がないのが実情である。つまり、これまでの経験則的な作業を体系化したに過ぎない。つまり、ヒューリスティックなやり方が多く、本当は工学的とはまだ言えない状態である。
ソフトウエア開発はもう少し科学的、工学的に進化した方法にならないと複雑・大規模化の一途をたどる現状に対応できないし、検証や妥当性確認作業も限界である。
ヨーロッパとの研究でこれまでとは異なるソフトウエア開発と検証が可能になりそうなので早く体系化したいと考えている(個人的な希望も多分にある)。
かなり数学的なアプローチだが、CPUパワーが強力になってきたので上手くいくようになった。
群論など数学的な正当性の検証が完了すれば、自動化に一気に弾みがつく。一部プロトタイプ化が出来ている。
それでもまだまだ全体の一部しか正当性証明が出来ていないので、少し時間がかかりそうだ。
これが体系化&数論的に証明ができれば全ての設計はホモジーニアスな設計とコードになる。
開発者が異なれば設計結果もコードも異なる今のソフトウエア開発は、やはり工学と呼べるレベルにない。また、ドキュメントが無いとメンテナンスできないなんてソフトウエア業界くらいである。
数論・数学的な正当性検証を早く済ませたい(でもまだまだ時間かかるゾー、公理系の定義から行うからね。)
=HSCI Takanari Hashimoto(URL:http://hsc-i.com/)=
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