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2009年3月 3日 (火)

アメリカ経済の行方~GMそしてアメリカがデフォルトするとき

今日は、私の会社がお世話になっている税理士さんと打ち合わせをした。

年度末なので、確定申告の時期だからである。

さて、年度末のこの時期、今誰もが気になるのがアメリカ経済だろう。
#私も非常に気になっている。

一番の関心事は、GMがチャプター11の適用を申請するかどうかである。

GMが破たんすると影響が大きすぎるから破たんさせないと言う意見と、GMを救うには莫大な金額が必要であり、そうなればアメリカは輪転機を回し続けるしかないので、危険すぎるという意見がある。

GMが破たんすると影響が大きすぎるのはその通り、しかし、問題なのは再生の方法がどうしても見つからないことだ。

しかもアメリカがこれまで行った銀行などへの公的資金導入は上手く行っていない(ちなみに公的資金注入とは、企業や銀行に資本を増額させ国が株を買うこと。特に銀行はBIS規制があるので銀行はBIS規制の縛りがあり、企業や他の銀行に金を貸さないから。)。

公的資金を入れても今のGMに国際競争力は無い。遅かれ早かれ破たんする可能性が高いのだ。そうなれば公的資金はパー。

しかも、GMを救う努力をするには莫大な金額が必要であり、そうなればアメリカはドルを大量に刷り続け輪転機を回し続けるしかない。なぜならアメリカも金が全く無いから。

ドルを大量に刷ることになるGMの救済は、今度はアメリカ自体が破たんする可能性が極めて大きくなるリスクがある。

なぜか?

アメリカはドルを大量に刷り続け輪転機を回し続ければ、流石にUSドルの急激な価値の下落が起こるからだ。実は今現在でもドルは、他の通貨に対して安い状態にある。

アメリカ経済が破たん(いわゆるデフォルト)することなど無いと考える人がいるかも知れないが、そんなことはなくアメリカ経済は破たん寸前である。

日本と異なり、アメリカは海外にアメリカ債を買わせているので、海外に借金がある。

今現在も、24時間365日アメリカはドルを大量に印刷して世界にばら撒いているが、ドルが暴落しないのは、いくつか理由がある。一番の理由はやはり基軸通貨がUSドルであり、石油が後ろ盾にあるからだろう。

原則、世界の各国は石油を買うにはUSドルでないと清算できなことになっている(ロシアや一部のアラブ諸国は反発している)。

だから各国はどうしてもUSドルを大量にキープしなければならないし、キープしてるUSドルが暴落すると困るから、今のところ、結果的にUSドルは暴落しない。しかし、このまま借金が膨らみ、ドルを刷り続けたらいつまで持つか。。。。?

アメリカにとって石油の覇権争いは、国の存続をかけた争いになってしまっている。
アメリカは石油が世界に安定的に供給出来る間は、ドルやアメリカ債がとりあえず安泰なと考えているので、石油の確保に必死だ。

石油は圧倒的にイラン、イラクを中心としたイスラム圏にある。

アメリカは、イラク戦争も国連の安保理の決議を待たず、大量破壊兵器があると言ってイラクに爆撃することとなった。もうなり振り構わないと言う感じで恐ろしい。

こうなると、アラブのイスラム系と白人プロテスタント系の仁義無き戦いの歴史である。

アメリカ経済が破たんすると日本はどうなるか?

もちろん一連托生であるから、日本と中国が保有しているアメリカ国債やドルが価値がなくなるでの、急激なインフレがくる。

一番危ないのはサラリーマンである。会社に勤めていれば安全というサラリーマンのメリットは、このような不況時では効果が無い。

アメリカ経済がはじければ、日本の大企業もタダでは済まない。

それこそ、もの凄いことになる。つまり、大企業の社員も軒並み大量失業という最悪のシナリオになる。

この時代は、銀行や郵便局に貯めてある貯金はあてにならない。急激なインフレで価値が激減するリスクが高い。

しかも、銀行や郵便局に貯めてある貯金は実は、日本の国策として国債やアメリカ債を買うお金に回されているので、事実上銀行や郵便局に既にお金が無いという問題もある。

このような時代には、貯金は一番あぶない資産管理になっていまう。

あまりにもアメリカは、世界中に借金をしているので(特に日本と中国に沢山している)、オバマ大統領が、経済の立て直しに大鉈をふるい、早ければ6月にデフォルト宣言するのではという噂すらある。

決して、都市伝説ではなく過去のニクソンショックのような事があるかも知れない。

ニクソンショックは、ベトナム戦争でアメリカの経済が極めて悪くなり、それまでのドルの兌換(金との交換)の約束をイキナリ破棄した歴史がある。ここからぺーマーマネー時代に突き進む。

ブッシュ大統領の時代からオバマ大統領まで、USは日本に対してUSの借金をチャラにして欲しいと言う申し入れが度々あると言う(あくまで噂だが)。

=HSCI Takanari Hashimoto(URL:http://hsc-i.com/)=

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