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2009年1月 4日 (日)

「大リストラ時代」の「サラリーマンのビジネスモデル」とは~その2

(「大リストラ時代」の「サラリーマンのビジネスモデル」とは~その1からの続き)

今の時代において、サラリーマンがひとたびマイホームなどのローンを組んでしまったら、ローン返済が大変重い課題となり身動きが取れなくなるリスクがあることを承知でマイホーム購入を検討された方が良い。

何時リストラされるか分からない時代では、多額のローンを背負い込むことは非常に苦しい立場に追い込まれる可能性がある。「男たるや一国一城の主人になって一人前」という根拠のないセールストークの言葉に惑わされないことである。

一人前とは「自分で生計を立て、行動に責任を持つこと」であり、家の所有の有無には関係ない。金持ちの方でも自分の家を所有しない方も多いから、家の所有が裕福の基準にもならない。

金持ちの方は、海外を中心にあちこちに豪華なコンドミニアム(広さや間取り、豪華さが凄い)をレンタルしている。日本だと富裕層向けの広く豪華な一軒家を貸し出したり、豪華な賃貸コンドミニアムが無いから購入しているそうだ。パリではパリの中心にロシアの大富豪が信じられない家に住んでいる。

話が少し変わるが、大リストラ時代を考慮してか、最近ではサラリーマンとしての付加価値を上げる為に資格取得を目指す方が多い。

資格を取得することは原則良いことと思うが、個人的には会社に生計を依存することの「延長線」にしかならない気がしている。

資格があれば、今の企業を退社しても次の会社でより良い条件で採用される時代ではない。転職で重視されるのはこれまでの経験と実績である。企業が倒産、あるいは他の企業によるM&Aの場合は、部署ごと整理されるのでリストラ対策や失業に対する何の保障にもならい。

資格取得も独立起業ができるくらいの実力がなければ「会社に100%の形で生計を依存することからの脱却」に大きな価値を生まないのと考えている。

税理士、公認会計士、弁護士、中小企業診断士といういわゆる難関の資格保持者でも独立して生計を立てるのに苦労している方が多く、企業の中でサラリーマンとして働く方が多い時代であるからだ。

少子化が進む今の時代は、介護問題などもあるから私生活の時間を確保する事への配慮も重要な課題である。高齢者社会の時代を迎えれば、家庭の仕方ない事情で会社を自ら退職する方も少なくないだろう。

実力があり企業から高い評価を得ているサラリーマンであっても、けがや病気、あるいは家族の世話などで仕事ができなる場合もある。

それだけに、これからは収入を会社だけに依らず、会社以外の複数の収入源を持つことが重要である。たとえ最初はわずかでも複数の収入源を確立するのだ。「会社に100%の形で生計を依存することからの脱却」への第一歩である。

企業を退職したら、直ちに収入が0になることは、非常に大きなリスクであり、絶対に避けなければならない。そういう理由で会社以外の収入源は、本人が働かなくても収入が入る「不労所得」が理想的だ。定時後や週末に、会社の仕事とは別のにアルバイトなどすることは、特別な事情がない限り避ける方が良い。自分が働けなくなったら、収入が途絶えることに変わりはないからだ。

不労所得というとよくないイメージをもたれるが、これから時代では、ある程度は誰でも必要となる収入のスタイルであろう。

不労所得は時間が取られないので、精神的にも体力的にも余裕が生まれるから本業に専念できるし、アルバイトは禁止の企業でも資産運用を禁止する企業はないという点でも不労所得にはメリットがある。

不動産収入(大家さん稼業)、株や債券の資産運用など、いろいろな「不労所得」の方法があるから、長期的かつ戦略的に自分のスタイルにあった方法を確立することである。決してデイトレなどを短期的に儲けることを意味していないことに注意してほしい。

また、資産運用に関しては信用できるプロの方にアドバイスを受けることが大切だ。決してすべて自分だけでやろうとしないことである。

この資産運用のためにも、ある程度の資産(お金)を準備しなければならい。
自動車やマイホームはその意味で資産構築が難しくなるので避けた方が良いのである。

人生は長くなっている。60過ぎても平均で20歳くらいの寿命がある。その年月を含め、どのように過ごすか人生プランを今から立て無ければ手遅れになる。

年金問題、高齢者時代の福利厚生、少子化の問題について全く手つかずの状態だから、政府や企業はあてにならないと考えるべきであろう。

=HSCI Takanari Hashimoto(URL:http://hsc-i.com/)=

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