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2008年12月28日 (日)

速読のメカニズムと効果1のその2

(速読のメカニズムと効果1のその1からの続き)

話を戻すと、「YESと回答すると次に受ける質問群は以下だ。

  • 「斜め読みでなく、本当に100%理解して読めるのか?」
  • 「どうして早く読めるのか?」
  • 「小説などじっくり読まないと詰らないのではないか?」
  • 「一度速読を身につけると、以前のような読書はしないのか?/出来ないのか?」
  • 「どんななジャンルの本でも同じスピードで速読できるのか?」
  • 「本を早いスピードでパラパラめくりながら速読しているのを見かけたが本当か?」

以上が、良く受ける質問だ。
私はあくまで訓練を受けただけで速読の指導者でも専門家でもないので、あくまで私個人の回答として聞いてほしいが、

●「斜め読みでなく、本当に100%理解して読めるのか?」

これは、YESである。
一文字一文字読む”ことになるので100%の理解となる。
ページの文字が瞬時に視覚に入る訓練を実施するから可能となる。このような読み方ができるようになることを「離陸する」と指導では言っていた。

●「どうして早く読めるのか?」

詳しくは速読の書籍に譲るが、通常の読書は目の動きや読み方に非常に無駄があるので、この無駄を矯正するのと、本のページを目に入るような訓練をする。

速読はある一定期間訓練すれば誰でも身に着けられるが継続が必要なのである。
そういう意味ではソロバンと同様と考えてもらうと良いと思う。

ソロバンも上段者になるともの凄い暗算が可能になるが、まさに速読もそのような感覚だ。まぁ、速読はソロバンの有段者になるほどの苦労も時間もかからない。

速読にもレベルがあり、上級者になればなるほど1分間に何万字も読めるようになる。
そして、場所などを選ばず実施できるようになる。

ただし、速読の読み方を止めてしまったりすると緩やかだが速読の能力が落ちるので定期的に実施することが大切なのだ。これもソロバンなどと同じである。

暗算もソロバンという概念を知らない外国人の前で、3桁×3桁の掛算の暗算を披露して見せたら、「インチキだ」「手品だ!」と言い出す方もいるだろう。
#ちなみに私は暗算はできないので念のため。

ソロバンと異なり速読は歴史が短いから、まだあまり認知されていないだけだと思う。

速読の訓練は非常にシステマティックに構成されている。
写真のストップウオッチのほかに、速読用のブックスタンドなどを用いて訓練を受ける。
カリキュラムも練られていて科学的だ。

●「小説などじっくり読まないと詰らないのではないか?」

個人的な意識としては、速読でも普通の読み方でも小説などの味わいが変化することは全くない印象である。

●「一度速読を身につけると、以前のような読書はしないのか?/出来ないのか?」

速読を身につけても、以前のような読み方は出来る。
速読をするときは、”モードの切り替え”をする感じがある。

速読は速読のための姿勢、目の使い方、集中の方法があり、少しばかりし集中を要するのだ。速読も上達すればするほど、電車の中でも可能となるが、私は上級者はないので電車の中では実施していない。

●「どんななジャンルの本でも同じスピードで速読できるのか?」

答えはYESでもありNOでもある。
これは速読の問題というよりも、理解のスピードの問題である。
速読はどんなに早く読めても、内容が難解な技術書、医学書なら理解に時間がかかり、文字を読むスピードに理解の早さが伴わないから、早く読めないという理屈だ。
つまり、「読む速度=文字を読む速度+内容の理解の速度」なのだ。

だから、速読の方法で読むことはどんなジャンルでも可能と言う点でYESであるが、じっくり考えながら読む必要がある本は、理解に時間がかかるので簡単には読み進められないと言う点でNOである。

●「本を早いスピードでパラパラめくりながら速読(1冊およそ10秒)しているのを見かけたが本当か?」

これはNOである(と思う)。
私も昔にTVで女性が本をもの凄いスピードでパラパラページをめくりながら速読しているのを見かけたことがある。

しかし、これは無理である。おそらく、私が習った速読とは異なり、目に見えた文字の断片から大ざっぱな大意を把握するようなものと推測する(あくまで推測)。

速読はどんなに早く読めるようになっても一文字一文字確実に読むことになるので、凄いスピードでパラパラページをめくるとなると、ページが完全に開かないために見えない文字がてでくる。これでは速読にならないからである。

ただし、繰り返しになるが私が習った方法でも分厚い本が、難しい専門書などでなければ上級者なら5~10分で読めるようになる。

ページをめくる作業は、速読では大切な技術なる。だから、目の訓練と並行してページのめくり方も習う。しかし、パラパラ漫画を見るように”バーッ”と、ページをめくる訳ではない。速読のペースを妨げないようなめくり方を習うのである。

以上が、よくある速読への質問であり、私の個人的な回答である。

この速読の方法に興味がある方は、教室に通い直接インストラクターから指導を受けた方が良い
インストラクターに質問や疑問を相談できるし、間違った方法で独学する不安がなくなり精神的に安心できるからだ。

私が渋谷教室に通っていた時は、若い女性の助手の方がいて色々アドバイスをしてくれた。この助手の方は相当な速読能力の持ち主で、たまに速読のデモンストレーションをしてくれた。

直接目のあたりにすると「おぉー、スゲー」となるから、モチベーションUPにもなる。

=HSCI Takanari Hashimoto(URL:http://hsc-i.com/)=

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