オブジェクト指向分析設計withRhapsody
今週の3日間は大手家電メーカーにて「オブジェクト指向分析設計withRhapsody」のトレーニングを実施した。
Rhapsodyは組み込み・リアルタイムシステム向けのMDAツールであるが、リアルタイムシステム設計やオブジェクト指向分析設計及び近代的な開発プロセスを理解していることが重要となる。
参加者の方は事前にUMLやオブジェクト指向の知識があったので、今回のトレーニングではリアルタイムシステムのタスク分割法やサブシステム分割法などのアプローチのとRhapsodyの自動生成エンジンフレームワークである「OXF(ObjecteXecutiveFreamewaork)」を用いた内容に焦点を当てた。
オブジェクトの内、ActiveObject(EventNanager)とReactiveObjectの説明やOXFによるEventとOperationのメカニズムを説明し、タスク設計とオブジェクト指向のサブシステム分割のマッピング方法の基礎事項を解説した。
この中にはGomaaのタスク設計法や携帯電話で有名なノキア社のタスク設計法も含まれている。
いろいろトレーニング上の課題も得たので、参加者の希望を反映し、次回はケーススタディの選定から始め、よりRhapsody色を強くしてHandsOnトレーニングにようと考えている。
このトレーニングの上のクラスでは、さらに内容を膨らませRMAリアルタイムスケジューリング理論とUML Profile for Schedule,QoSなどを活用した設計方法を解説する予定である。
これらは、国際標準化として科学的な開発アプローチが求められるために重要なソリューションとなる。
=HSCI Takanari Hashimoto(URL:http://hsc-i.com/)=
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