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2008年7月

2008年7月31日 (木)

品川・大崎の眺望

昨日は大崎に行き取引先との打ち合わせのため長時間会議をした。

会議室は大崎にあるビルの21Fで、窓からは品川や大崎の風景が一望できる。

やはり、景色がいい部屋は閉塞感が無くて、打ち合わせの雰囲気や精神的な解放感に影響を与える。

よく晴れた日であったので、ビルや新幹線などが見えるが、建設中のビルが多いことに驚く。

明日8月1日は講演を行うので、目黒雅叙園に出かける。その様子はこのブログと会社のWEBで報告したい。

特に、WEBでは可能であれば講演の際に用いた資料などをダウンロードできるように公開したいと考えている。http://hsc-i.com/

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2008年7月30日 (水)

書籍「OMT」

往年の名著を独断と偏見で紹介するシリーズの今回はOMT(Object Modeling Technique)である。

この書籍が出版されるまで、前回のピーターコード氏の書籍「Object Oriented Programming」で紹介したように、分析、設計、プログラミングが一貫して紹介されているものがなかった。

唯一、ピーターコード氏が3冊の書籍に分けて自身の開発方法論を分析、設計、プログラミングを解説していた。

そこにGEの研究所ランボー氏達により、1冊の書籍でオブジェクト指向分析、設計、プログラミングが詳解される書籍が登場した。1991年のことである。

のちに凸版出版社から日本語で翻訳書が出ている。

この書籍の特徴やすぐれている点は沢山ある。

まず、ノーテーションが優れていたことである。それまでクラス図が中心であったオブジェクト指向分析、設計に、シーケンス図、状態図などが効果的に方法論として組み込まれていた上に、明確かつ詳細な情報を追加するために、制約や限定子などが登場する。

OMTは明確にクラス図とオブジェクト図を意識して明確に使い分けている点も異なっていた。継承や集約/コンポジションの解説も明確であり図に表現方法も新鮮だった。

ピーターコード氏の方法論でもシーケンス図、状態図は登場するがOMTに比べると表現力が不足しているし、作業手順としての明確さが弱い。また、集約とコンポジションの区別はあいまいであった。

今後紹介するシュレイヤーメラー法(現在ではExecutableUMLとして発展)でもクラス図(SM法の用語で情報モデル)以外に状態図(ムーア型の状態図)やシーケンス図に近い(オブジェクトコミュニケーション図)が登場するが、OMTに比べ作業手順やモデルでの表表現力は弱い気がした。

また、SM法には集約/コンポジションの表記法がなかった。
#ただし、SM法は開発手順に変換型を主張しているアプローチのため、単純な方法論間の比較をすることが難しい。この辺は後日紹介したい。

OMTの書籍の優れた点は上記したように分析、設計、プログラミングがシームレスなモデルと作業手順で一貫して紹介されていた点である。

特に、設計モデルのプログラミング言語のマッピングもガイドラインではあるが、C、Ada、Fortran、C++、Smalltalk、Eiffelへの実装方法が紹介されており、設計モデルをそれぞれの言語へ如何に当てはめるのかを、クラスの定義、関連の実装、状態の実装、継承の実装方法として、それぞれ詳しく解説されており当時かなり参考になった。

OMTの書籍には各章末にに練習問題があるが、この問題の解答例集が「Solution Manual」として別売されていた。Solution Manualには本編には無いちょっとしたテクニックも紹介されていたのを覚えている。

写真では青い書籍が「Solution Manual」であるが、こちらは翻訳されていない。

=HSCI Takanari Hashimoto(URL:http://hsc-i.com/)=

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2008年7月29日 (火)

書籍「Object Oriented Programming」

今回も引き続き往年の名著や懐かしい書籍を紹介したい。しばらくは前回、前々回同様しばらく書籍を紹介して行きたい。

今回はピーターコードの「Object Oriented Programming」である。この書籍はオブジェクト指向開発方法論の「Courd&Yourdon法」を解説した書籍シリーズの1冊である。

この書籍のシリーズに「Object Oriented Analysis」、「Object Oriented Design」が存在している。こちらの2冊は日本語に翻訳されて出版されていた。

今回紹介する「Object Oriented Programming」は結局翻訳されることがなかった。

内容は単純なプログラミングを解説した本ではなく、分析、設計を効果的に実装するポイントをC++とSmalltalkを用いて解説している。文体も分かりやすい語り口で書かれている。

この当時、オブジェクト指向プログラミングの書籍はC++SmalltalkおよびObjectiveCなどが存在したが、あくまで言語の文法の解説とプログラミング言語から見たオブジェクト指向の解説になっていた。

つまり、分析、設計を通じて作成したクラス図(関連や多重度など)や状態図およびドメイン(Courd&Yourdon法ではサブジェクトと呼んでいたっけ)をどのように、オブジェクト指向設計の結果を最大限に活かしながら、各言語にマッピングしていくかを紹介した本は貴重だったのである。

逆にオブジェクト指向の分析法だけを扱った書籍も存在したが、設計やプログラミングへのマッピングまで解説されておらず、消化不良になることが多い。

書籍で述べらているアプローチで分析後、どのようにターゲット環境に最適化するのかが解説されていないオブジェクト指向方法論も多数あったように記憶している。

それに、たとえオブジェクト指向プログラム言語であっても、設計結果を単純に実装できない場合もあるからオブジェクト指向開発方法論の中で分析から実装まで通してポイントと著者の主張を説明しているものは珍しかった。

そのような中、オブジェクト指向開発方法論の「Courd&Yourdon法」を解説した書籍としては、「Object Oriented Analysis」、「Object Oriented Design」および「Object Oriented Programming」3冊をもって完結する。

翻訳されなかった理由は不明だが、約600ページに及ぶ厚さや先に翻訳された「Object Oriented Analysis」、「Object Oriented Design」の売れ行きを考えてのことかもしれない。

そういえば、「Object Oriented Analysis」、「Object Oriented Design」の翻訳された書籍も原書であったAppendixなどは翻訳されず割愛されていたから、厚さが翻訳の障害になったのだろうか?

蛇足だが、本書には3.5インチのフロッピー・ディスク(懐かしい!)が付録で添付されていた。

=HSCI Takanari Hashimoto(URL:http://hsc-i.com/)=

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書籍「Booch Compornent for Ada」

昨日のブログで書籍の執筆のために、500冊以上ある技術書の整理をした際にYourdonの1冊の書籍を紹介したが、今日も懐かしい書籍を紹介する。

20年近く前になるが、最初の会社で大規模なハードリアルタイムシステムの開発に長年携わっていたころ、Ada言語でプログラムをしていた。

その時からオブジェクト指向分析・設計による開発を実施していたが、システム開発の条件からAda言語による開発をしていた。

その時に参考にした書籍である。オブジェクト指向開発は日本では、一部の方を省き知られていない時代である。当時のオブジェクト指向方法論は、米国でシレュイヤー&メラー法Courd&Yourdon法が知られ始めていたと記憶している。

この時代はAda言語ではBoochが有名で、BoochもAdaによるオブジェクト指向設計の書籍をリリースしていた。その後、彼の設計手法は、Ada言語だけで無く全てのプログラム言語で利用できる手法として、要求定義からテストまでをカバーしたBooch法へと発展していく。

写真の書籍はBoochがAda開発者向けにAdaによるコンポーネントライブラリーを提供しており、そのコンポーネントの解説の書籍も出していたものである。写真ではわかりずらいが、大変大きな本で、かつ厚い。

Boochが提供していたAdaによるコンポーネントライブラリーは、当時は同僚の間で「Boochコンポーネント」と呼んでおり、開発の計算機ルームのサーバーにインストールされていた。

書籍の方はAdaによるブログラムの解説でびっっしり埋め尽くされている。

Ada言語は言語として並行性の機能であるタスク機能と同期機能であるランデブーを備えているために、大変設計者としては興味深い言語である。

この書籍を久しぶりに見ると、当時朝から深夜までAda言語で開発していたことが蘇り懐かしい。

=HSCI Takanari Hashimoto(URL:http://hsc-i.com/)=

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2008年7月28日 (月)

書籍「Yourdon Systems Method: Model-Driven Systems Development」

講演の資料作成の準備や書籍の執筆作業の中で、私の蔵書の文献を整理・チェックしていて、書籍「Yourdon Systems Method: Model-Driven Systems Development」を久々に手にした。

内容はSA/SDによるソフトウエア開発の書籍であるが、約700ページとボリュームがある本である。1993年の書籍ということもあり、現在では新品では購入できないようであるが、中古ならまだ購入できるようだ。

設計の具体的かつ詳細なノウハウが豊富な図とともに詳解されている。また、設計書類のテンプレートと例が豊富である。

昨今はオブジェクト指向開発が主流であるから、直接この書籍を必要とすることはあまりないであろうが、オブジェクト指向を使用した近年のソフトウエア開発手法/方法論もSA/SD時代からの成果を多数盛り込んでいるために、昔の書籍と言えでも参考になる部分は数多くある。

Yourdonと言えばソフトウエア分野で有名な方で、オブジェクト指向が開発現場に利用出されたころの初期にピーターコード氏と共に発表した「コード・ヨードン法」というのがあり、日本でもよく知られていた。

=HSCI Takanari Hashimoto(URL:http://hsc-i.com/)=

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2008年7月18日 (金)

情緒溢れる夏の大船

昨日、仕事の移動途中で大船に立ち寄った。大船は鎌倉市に含まれるためか街並みが情緒にあふれており、昭和の風情を残している。

JR大船駅は、数年前に大きな工事が終了し、典型的な従来のJR駅から近代的な”えきなか”が充実した駅に生まれ変わっている。それでも、どこか鎌倉を感じされる雰囲気をもった駅が気がする。

この日は良く晴れた暑い天気だったが、大船駅を出て近くの「大船観音寺」に参拝した。大船駅から歩いて5分前後にある小高い山を登ったところにある観音様である。

大船観音様は美しい顔立ちが有名で、東海道線湘南モノレールからも良く見える。

湘南モノレールは江の電に比べるとやや知名度が落ちるが、世界的にも珍しい「懸垂型モノレール」で大船と江ノ島を結んでいる。
#東京モノレールに代表されるタイプは「御座型」と呼ばれるらしい。

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2008年7月16日 (水)

出版社と打ち合わせ

今年の下期を中心に執筆する技術書の企画の打ち合わせで某出版社さんのオフィスに伺った。写真は最寄り駅の風景である。

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2008年7月15日 (火)

多摩センター

先週の金曜日はあちこち仕事の用事で移動したが、初めて多摩センターへ行った。前から近くに行くことはあったけれども一度も降りたことがなかった。

駅前しか立ち寄らなかったけれども、駅の付近は近代的な街だ。大学もあり活気ある街である。

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2008年7月14日 (月)

「SoftwarePoepleBestSelection」が到着

もう間もなく書店に並ぶ「SoftwarePoepleBestSelection」が技術評論社さんより到着した。

私が過去に執筆した記事も2つ収録されているので、書店に並ぶ前に技術評論社さんが見本として送って頂いたからである。

写真で見るように分厚い。内容も重厚な記事が多いので、是非、多くの方に読んで頂きたいと思う。

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=HSCI Takanari Hashimoto(URL:http://hsc-i.com/)=

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トレーニングルームの巻き

7月11日に私の会社のトレーニングサービスを実施するトレーニングルームの調査に行った。

SUNのJavaやシステムインテグレーション関連のトレーニングサービスを提供している「KnowledgeDesign」社さんのトレーニングルームを利用させて頂くご相談をさせていただいた。

「KnowledgeDesign」社さんの提供いているトレーニングが国内でもサービスを実施している企業が少ない高度な内容を提供しているだけあり、トレーニングルーム環境も十分な環境である。

調布という地理的な利便性も優れている。

=HSCI Takanari Hashimoto(URL:http://hsc-i.com/)=

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2008年7月 7日 (月)

「PMカンファレンス」の講演タイトル&内容決定!!

今日は7月7日で七夕である。

七夕というと笹の葉短冊だけれども、最近は近所の小学校の生徒が持ち歩いているのをあまり見かけない。最近は幼稚園や小学校で作らないのだろうか?

また、どうも7月7日は天気に恵まれないようで今日も雨が降ったり止んだりのあいにくの天気だ。

さて、翔泳社の「PMカンファレンス2008」の講演タイトル&内容が決定したのでお知らせしたい。

私の講演時間とタイトル及び内容や他の方の講演内容も見られるので下記のWEBをご覧頂きたい。

http://www.pminfo.jp/conf/2008/session/index.html

=HSCI Takanari Hashimoto(URL:http://hsc-i.com/)=

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2008年7月 3日 (木)

『PM Conference 2008』で講演が決定

翔泳社さん主催の『PM Conference 2008』で講演が決定したのでこのブログを見て頂いている方に速報としてご連絡したい。

「PM Conference 2008」は7月31日、8月1日の2日間に渡って目黒雅叙園で開催される。

私は81日(金)170018:00 6セッション(60分)に講演をする予定。

「PM Conference 2008」はPMPのPDUのポイントに加算されるカンファレンスである。案内には「全セッションへの参加で 12PDU or 12時間分の学習証明書を発行 」とあり、参加者の多くがPMIのPMPを取得者である。

とわ言ってもPMPホルダーでなければ理解できない内容ではなく、プロジェクトマネージメンント関連に関することに興味ある方なら、誰でも参加して有意義なカンファレンスとなっている。

カンファレンスの参加はWEBから申し込みすることになるので、詳しくは下記URLを見て頂きたい。

http://www.pminfo.jp/conf/2008/

テーマや内容は後日改めてこのブログでお伝えしたい。

また、私の会社のWEBでもいち早く情報を公開してく予定なので合わせてご覧頂きたちいと思う。

http://hsc-i.com/

=HSCI Takanari Hashimoto(URL:http://hsc-i.com/)=

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2008年7月 1日 (火)

書籍「図解はじめてのCMMIとプロセス改善」の増刷が決定

書籍「図解はじめてのCMMIとプロセス改善」の増刷が決定したことを出版社の日本工業新聞社の方から連絡を頂いた。

書籍がなかなか売れない時代である上に、専門書であるから読者がかなり限定される。そのような中、”増刷”と言うのは本当に感謝すべきことと思う。

これまで購入してて頂いた心から感謝しなければならないし、色々対応して頂いている出版社の方にも感謝しています。

Cmmi

=HSCI Takanari Hashimoto(URL:http://hsc-i.com/)=

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