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2008年5月21日 (水)

「EnterpriseArchitect」の話題

弊社とビジネスでパートナー関係にある「スパークスシステムズ ジャパン株式会社」の開発環境EnterpriseArchitectが最近非常に良い。私も以前から利用しているが最近特に便利になっている。

組み込み・リアルタイム系を考慮した機能が利用できるからである。これは非常に大事なことである。

日本は製造業が盛んであるために、組み込み/リアルタイム系のソフトウエア開発が活発である。

防衛/航空宇宙・医療機器/自動車/家電などは、製品開発に携わる企業間の連携と裾野も広く、かなりの数の企業が組み込み・リアルタイム系のソフトウエア開発を行っている。

それなのに、日本のソフトウエア開発の成熟度が海外に比べ、かなり見劣りする状況が不思議である。また、これまで組み込み・リアルタイム系に対応した開発環境が少なかったことが不思議である。
#もちろんある程度は、組み込み・リアルタイム向けの国内外の開発環境があるのは知っている。

ソフトウエア開発の本質はビジネス系も組込み/リアルタイムシステムも共通な部分があるのと同時に、ビジネス系のシステム開発とは、かなり異なる専門性と開発作業が要求されるのも事実である。

具体的には、要件定義から実装までを組込み/リアルタイムシステム特有の技術的課題をどのように解決するかであるが、近年海外のソフトウエアの研究成果として、組込み/リアルタイムシステム特有の技術的課題を支援or解決ノウハウはいろいろ存在し、下記の様なノウハウ/テクニック/理論が存在している。

  • 組込み/リアルタイムシステムのユースケース記述のノウハウ
  • 組込み/リアルタイムシステムの非機能要求の定義のノウハウ
  • 組込み/リアルタイムシステムのオブジェクト指向モデリングのテクニック
  • UML/SysML やUML のRT プロファイルを用いた非機能要求の記述方法
  • マルチタスク設計手法
  • リアルタイムスケジューリング理論

また、組込み/リアルタイムシステムならではの高度な品質の達成を今後どのように対応するのかは企業の最大の関心事である。

品質は上流からの確実な品質の作り込が重要である。予算や開発環境の導入に厳しい制約がある企業でもEnterpriseArchitectなら十分に利用できる状況にあるとおもう。

後は一番大切な企業の「やる気」である。

=HSCI Takanari Hashimoto(http://hsc-i.com/)=

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Blog紹介シリーズの第2弾。第3弾があるかどうかはわかりません。 「EnterpriseArchitect」の話題http://takanari.cocolog-nifty.com/eng_dly/2008/05/enterprisearchi_fbcc.html お世話になっている橋本さんのBlog。何だかEnterprise Architectがベタ褒め....... [続きを読む]

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