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2006年6月

2006年6月25日 (日)

『自分のペースでゆったり学ぶ Cプログラミング超入門』

Clanguage 今日は私の友人の杉浦さんが出版社された書籍を紹介します。

自分のペースでゆったり学ぶ Cプログラミング超入門~絵でラクシリーズ

です。昔の時代、私がC言語を使うようになったころは、エンジニアが、それ以前にアセンプリ言語を使っていることを暗に前提としていたいましたから、メモリーやアドレスの概念は知っていることでC言語の文法とライブラリーを理解すればOKでした。

C言語の書籍もそれなりに出てくる例題や演習問題も骨のあるものが多かったのです。
つまり、当時のC言語の教科書はコンピューターの初心者向けでは無いといことです。

しかし、昨今はWindows時代でアセンプリ言語を使うのは組込み系の開発者に限られてきた感じがあります。さらに、PCが身近になり職業でプログラムをする方ばかりではなくなったのもあるでしょう。これからのC言語の学習書は、メモリーやアドレスの概念から教える必要があります。

それに打って付けのなのが杉浦さんの書籍です。まず、手にとってパラパラと捲って見た印象じは「これは分かりやすい!」と言うものです。説明の文章とイラストが大変効果的になっています。

この書籍なら最後まで読み通すことが出来るはずです。初心者が技術書を最後まで読み通すというのは、案外少なく、途中で挫折することもありますが、この書籍なら、その心配無いですね。

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『IBM-Rationalカンファレンス2006』に参加

Dsc00283_1 少し時間が経ってしまいましたが、『IBM-Rationalカンファレンス2006』に参加してきました。今年は6月5日~8日までの期間の開催で、USのオーランドで開催されました。

日本の成田を6月3日に出発し10日に帰ってきました。今回は日本航空とアメリカン航空です。途中、飛行機を乗りついでのフライトです。

Dsc00263

昨年もこのカンファレンスに参加していますが、昨年はラスベガスでした。開催場所が変わると結構雰囲気も変わる感じがしますが、カンファレンスの内容は昨年以上の高密度な印象を持ちました。

私の興味を引くセッションが多かった事もありますが、オブジェクト指向、アスペクト指向、RationalUnifedProcessを適用した事例発表等が単なる導入でなく、使いこなしているレベルになってきているからです。

今年の収穫は色々ありましたが、外国のエンジニアとの交流がやはり大きいですね。セッション間の挨拶と情報交換、食事中の会話、パーティでの会話など色々な会話ができました。

Dsc00409

このカンファレンスの特徴ですが、専門的なセッション外では最終日の前日に大きなパーティがあるのですが、今年は近くのテーマパークで行なわれ、開放的な雰囲気の中で、ローラーコースター等を楽しみました。また、アルコールも結構飲みました。

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2006年6月 1日 (木)

組込みリアルタイムシステム記事を書きました~「組込みプレスVol3」が発売

先日、技術評論社さんから「組込みプレスVol3」が発売になりました。今回、私は30ページ程の記事を書きました。Kumikomi3

どの様な内容かと言うと、開発技法・手法(DARTS,CoDARTS,ADARTS,HARMONY、etc)の具体的な設計技法の話しですが、技術評論社さんが書かれた記事の紹介文がありますので、それを引用いたしましょう。

http://www.gihyo.co.jp/magazines/kumikomiからの引用)◆特別企画1
ユビキタスコンピューティング時代の組込みリアルタイムソフトウェア開発のアプローチ[基礎]
最近の組込みシステムは大規模化、複雑化の傾向は著しいものがあります。ユビキタスコンピューティングが、組込みリアルタイムシステムのソフトウェア開発ターニングポイントを迎えていると言ってもよいでしょう。ネットワーク機能、ストレージ機能、セキュリティ機能など、10年前はエンタープライズ系の機能として考えられていたものが、組込みリアルタイムシステムに機能追加されるようになりました。また、組込みリアルタイムソフトウェアを開発する環境もここ数年急激に変化しています。製品のライフサイクルの短縮化と低価格化です。
本特集では、ユビキタスコンピューティング時代の大規模化、複雑化が著しい組込みシステムにおけるリアルタイムソフトウェア開発の開発アプローチについて、基本的なことから具体的な方法論まで解説します。

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