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2005年7月

2005年7月29日 (金)

発売!「PMマガジンVol3」

 「PMマガジンVol3」が発売されました。PMマガジンは、色々な分野のプロジェクト・マネージメントの視点からの記事を扱っていますね。

各界の分野の有名人などのインタビューが掲載されていてさぞかし、企画や編集は大変なんじゃないでしょうか。それで、年2回ほどの発売なのかも知れないですね。

さて、私も6ページほど記事を書かせてもらいました。依頼は6ページということでしたが、執筆段階で、6ページに意図した狙いと説明を納めるのはなかなか大変です。

結局、説明の幾つかは割愛になり、どうにか6ページに収まりました。担当の佐藤さん、お手数かけました。m(._.)mペコリ。

どの記事を私が執筆したかは、実際に手にとってもらいパラパラと見て頂けると分かります。

別にモッタイブル訳ではないのですが、せっかくなので他の方の記事も読んで頂きたいですから、是非実際に手にとって見てみてください。

友人の”杉浦さん”も記事を執筆されています。(杉浦さん、いつもお世話になってます。)

まぁ、私の言いたいことは結局「国際化」の波の中で、どのように製品開発をマネージメントする必要があるかということです。

これは避けられない国際標準の流れです。どこの国も条件は一緒で、皆苦労していますが、積極的&戦略的に取り組んでいます。

日本の企業も負けないようにがんばらないと、イカンですね。

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「DBマガジン9月号」:IBM Rational Software Develper Conference

 今月号の「DBマガジン9月号」に「IBM Rational Software Develper Conference」の参加報告記事を書きました。翔泳社さんからいつものように今月号のDBマガジンが送られてきましたが、カラーページでした。カラーですと写真がとても活きて美しいですね。

「IBM Rational Software Develper Conference」は記事にも書きましたが、毎年実施されています。私の参加記事を見ていただき、興味を持たれたら是非、来年参加してみてください。

毎回USであること意外は、開催地が異なります。今年は「ラスベガス」、来年は「オーランド」で、場所は「デズニワールド」です。(おぉー。)

上手くカンファレンスの雰囲気を伝えられていると嬉しいです。是非読んでみてください。

db9

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2005年7月 3日 (日)

必見!!トヨタ自動車の開発の現在と未来

 今日は先週あったESECに参加しての「あれこれ」感じたことを書きます。まず、最初は29日に参加した日に行われた「基調講演」についてです。

 講演はトヨタ自動車重松常務です。トヨタ自動車におけるこれからの自動車開発戦略と企業努力についてです。 講演といってもどの企業にでも機密事項はある課から何でもかんでも話せる訳ではないですよね。しかし、講演を聴いて得るものは大きかったと言うのが感想です。トヨタ自動車の開発の現在と未来を垣間見る良い機会でした。

 実は重松常務とは一度お話しする機会を得ています。3年前くらいですかね。このときはまだ、常務になられる前でした。本当に自動車が好きで、真剣にトヨタ自動車のソフトウエア開発の未来を心配し、日夜努力されています。

 ところで、日本とって自動車産業は私は「もっとも重要で日本のコア産業」と考えています。もちろん、いろいろな視点から見て何が日本の重要な産業かは変わってくると思いますが、日本の自動車産業が駄目になれば、間違いなく日本の経済は終わってしまうくらい自動車産業が日本経済に与える影響は大きい。単に自分が自動車を乗る・乗らないに関係ないですね。

 さて、講演の中身は「新エネルギーのエンジン」、「安全性」、「効果的な開発の取り組みなどです。 今日はこの中から「新エネルギーのエンジン」を取り上げます。

 「新エネルギーのエンジン」は、世界中の自動車メーカーがガソリンに代わるエンジンを開発中ですが、これは、単に一社の自動車メーカーの存亡だけの問題ではありません。自動車に乗らない方にも関係します。

 インド、中国は物凄い国民がいますが、両国とも非常に発展しています。これらの国では今後自動車がものすごい数売れるでしょう。そうすると地球規模で自動車による温暖化、大気汚染が問題になり、その結果自動車産業そのものが危機になるいうのです。

 そりゃそうです。東京だってあれだけの大気の汚染が一時問題になりました。(工場や一般家庭も影響しているので、自動車だけが悪い訳ではないです)インド、中国は比較にならない人口ですから、確かに何らかの手を打たないと、とんでもないことになるのは素人の私でも理解できます。

 さて、私の専門であるソフトウエア開発方法論、手法、RUP,CMMIなどに関することでは、ソフトウエア開発が今後自動車業界の明暗を分けることになるであろうと言うことです。

 これは、どの業界でも言われているのですが、現場はまだまだH/Wのことばかり意識があります。この意識を変えないと中国、インドに安い労働賃金に加えて、 ITなどソフトウエアの競争力に力をいれていますから、大変なことになります。幸い、BMWなどもまだまだ意識がH/Wとうことで、今のうちに日本は脱皮して欲しいですね。しかし東欧などはITの競争力が高く油断は到底できません。

 もちろん、多くのメーカーはインド、中国などいわるゆ「BRICS」に開発拠点をシフトしましが、日本人労働者はまちがなく淘汰されてしまします。日本人エンジニアの生き残りを賭けた、成長戦略、経営戦略が必要ですね。

 私がオブジェクト指向技術やSEI-CMMIのトレーニング、コンサルテーションを実施していても、単にトレンドに飛びついている方と、しっかりした戦略がありその上での採用される方に大きな開きがあります。

 

 さて、明日は、今日出てきたこの東欧について新刊書「東欧チャンス」についての感想です。

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2005年7月 1日 (金)

絶好調!!「「組み込みシステム開発技術展(ESEC)2005」に参加の巻き

  昨日(6月29日)は、年に一度”東京ビックサイト”で実施される「組み込みシステム開発技術展(ESEC)2005」に参加しました。
 早いものでもう今年で8回目になるようです。組み込みシステム開発技術展は年々盛況で、来年はさらに参加企業、来場者数が増えるとのこと

 実行委員会の方から「VIP入場券」を今年も頂いたので、それで参加してきました。実行委員会の方、ご苦労様、そして「VIP入場券」ありがとうございます。m(._.)m

 さて、当日は朝から雨ですこし憂鬱でしたが、「ゆりカモメ」の一番先頭車両に座れたので、少しウキウキです。

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  会場である「東京ビックサイト」に着くと、フジテレビの「株主総会」が一緒に行われていました。後からTVで知ったのですが、大変だったそうですね、株主総会。

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    さて、今回の参加の目的はいくつかあります。知人に会って情報交換することが1つ。全国からこのESECのために多くの方が来るので、年に一度会うチャンスです。今回も懐かしい人を含め、色々会ってお話をする事ができました。

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   もう1つはI-Logix社ブルース・パウエル・ダグラスさんに会って、話をすることです。
この、ダグラスさんは、「RealTimeUML」を代表として、いくつかの書籍を出されています。

 ダグラスさんの提唱する開発プロセスに「Ropes」があります。そして開発ツールとして「Rhapsody」があるのは多くの方が知られていると思います。

#(しかし)知らない方もいると思いますので、今度詳解する機会を設けて具体的な説明したいと思います。

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   新たに「システム分析」向けのプロセスである「Harmony」を提唱されることになりました。今回はその話を少ない時間の中で、聞くことが目的の一つです。具体的で詳細のことはまた別途お話することにしたいと思います。

#写真はDr.ダグラスと私。ちなみに私は身長が170cmです。どれだけ、ダグラスさんが長身か分かりますね。

 **明日は「eebof」のことを書こうと思います。eebofに同じく参加しました。EEBOF参加の方で、このブログを読まれた方は「トラック・バック」してくださいね。

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